アドバイザリーとFAQ:マルチギガバイトブロックを想定したビットコインSVノードソフトウェアのハードキャップ設定の引き上げについて

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By Alex Speirs Published: 8月 11, 2021
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8月6日、7日に3つの1ギガバイト(GB)級のブロックが連続してマイニングされ、2021年8月の第1週目はビットコインSV(BSV)ネットワークにとって記録的な週となりました。このことは、ビットコインが常に意図どおりにスケーリング可能であり、BSVが企業、大容量を使用する消費者、および政府の採用に対応できることを証明するものとなりました。

これらの1GBブロックの3つすべてが、ブロックあたり6.25コインの固定マイニング報酬に加え、トランザクション手数料として5 BSVコインを獲得し、合計ブロック報酬は11.25コイン(6.25コインの80%増)を超えることとなりました。今回の記録的なブロックで発生したトランザクション手数料の大きさは、ビットコインマイニングやトランザクションプロセッサセクターが将来も高い収益性を維持出来るべきであるという傾向に沿ったものです。

メインネットの容量に対する需要が増大し続けていることから、ネットワーク上の現在のハッシュレートの大部分を占めるマイナーは、ノードのブロックサイズの「ハードキャップ」設定を2GBに引き上げる意向を示しており、この変更は2021年8月13日(金)13:00(UTC)までに実行される予定です。

Bitcoin Associationは、すべての既存マイナーに対し、BSVチェーンに追従しネットワークから分岐しないようにするためにexcessiveblocksize(ハードキャップ)の上限を2GBに引き上げるよう推奨しました。マイナーはすぐに反応を示し、(すべてではないにしても)そのほとんどがハードキャップ設定を推奨される2GBに引き上げると予想されています。

また、Bitcoin AssociationはビットコインSVノードソフトウェア(取引所、アプリケーションなど)を運営しているすべての非マイナーに対し、2021年8月13日(金)13:00(UTC)までにexcessiveblocksize(ハードキャップ)設定を10GBに引き上げることを推奨しています。

よくある質問に対する回答は以下の通りです。ご不明な点がございましたら、[email protected]までメールお問い合わせください

 

マイナー向け

ネットワーク上でビットコインSVノードソフトウェアのインスタンスを実行している場合のノードに推奨されるハードキャップの設定値について

ビットコインSVには規定のブロックキャップサイズはありません。各ノードオペレータが、ノード起動前にサイズ上限を設定する必要があります。ほとんどのマイナーは、Bitcoin Associationが推奨する1GBまたは1,000,000,000を選択しています。

Bitcoin Associationは現時点で、ネットワーク上のすべてのマイナーに対し、ノードソフトウェアのexcessiveblocksize(ハードキャップ)設定を2GBまたは2,000,000,000に引き上げることを推奨しています。これにより、ノードは他のマイナーからの大きなブロックを受け入れることができ、マイニングノードがネットワーク上で動作し続けることが保証されます。

新しい設定でノードを永続的に更新するには、bitcoin.confファイルを編集し、blockmaxsizeexcessiveblocksizeの行を追加・変更してください。例えば、excessiveblocksize(ハードキャップ)を2GBに設定するには、次のように行います。

excessiveblocksize=2000000000

これらの設定は、次にノードを再起動したときに有効となります。

関連するノード設定は、 setblockmaxsizeおよびsetexcessiveblock RPC呼び出しを使用してノードを再起動せずに直接更新できますが、ノードが次に再起動したときに新しい設定が失われるため、bitcoin.confファイルの更新は引き続き必要となります。

短期的には、ビットコインSVネットワークで現在より大きなブロックおよびデータ容量が求められることが明らかです。ハードキャップの設定を推奨値の2GBに引き上げることで、ノードは引き続き最長のチェーンを辿り続け、ネットワーク上で生成されるより大きなブロックを受け入れることができ、ネットワークから分岐するリスクがなくなります。

長期的には、取引手数料がネットワークの可動性の主な要因であるため、ビットコインの未来のための重要な一歩となります。1ブロックあたりのマイニング報酬の半減期(ブロック報酬半減期)は約4年毎のため、固定額であるマイニング報酬の減少を補うために、マイナーが得るトランザクション手数料が増えていく必要があります。これは、価値のある有用性を実現するためのトランザクション手数料を低く抑える一方で、より多くのトランザクションとデータを格納できる大きなブロックでネットワークをスケーリングすることによってのみ可能となります。これこそが、マイナーが徐々にトランザクションプロセッサに移行しても利益を上げ続けることができるようにサトシ・ナカモトが設計したビットコインのあり方であり、BSVが 「サトシ・ビジョン」を実現するために歩むべき道筋となります。

ハードキャップ設定が2GB以下のマイナーは、1GBを超えるブロックがマイニングされるとネットワークから分岐する可能性があります。ノードは、より大きなブロックを無効と見なし、サイズを超えたチェーンに対応しなくなります。

ノードで excessiveblocksizeまたはハードキャップ設定を引き上げることは、ノードがこのサイズ上限いっぱいのブロックを生成しようとすることを意味するのではありません。上限は、ノードが別のマイナーから受け入れることのできるブロックの最大サイズです。

ノードが生成しようとする最大サイズのブロックは、 blockmaxsizeまたはソフトキャップ設定を使用して決定します。マイニングプールが希望しない場合は、この設定を変更する必要はありません。ただし、設定を変更することで、より大きなブロックをマイニングする際にマイニングプールが受け取る潜在報酬を最大化することができます。Bitcoin Associationは、1GBを超えるブロックを生成しようとしているマイナーは、2021年8月13日以降までこの制限を調整しないことを推奨しています。

 

非マイナー向け

ビットコインSVノードソフトウェアのインスタンスを実行していますが、ネットワーク上のマイナーではない場合の、ノードに推奨されるハードキャップの設定値について

ビットコインSVノードソフトウェアを運用しているがマイニングを行っていない場合、以前のノードのハードキャップ設定の2,000,000,000バイトへの変更推奨をすでに受け入れている可能性があります。マイナーによって将来起こることが予想されるソフトキャップの増加に備え、Bitcoin Associationは現時点でハードキャップを10GBまたは10,000,000,000バイトに上げることを推奨しています。

BSVネットワークの利用は今後も増えると予想されます。容量増大に対する需要に応えるため、マイナーはいつでも、ソフトキャップ設定を2GB(以前に非マイナーに推奨されていたハードキャップ設定)よりも高め続けることが可能です。非マイナーの場合、ハードキャップ上限を今すぐ10GBに引き上げることで、将来的にマイナーが生成するブロックサイズの拡大にノードが対応できるようになり、ブロックサイズが大きくなっても正しいチェーンに続くことができます。

ハードキャップを10GBに上げたくない場合は、2GB2,000,000,000 バイト)以上であれ ば、他の値を選択することもできます。 ただし、ハードキャップの設定値よりも大きなブロックをマイナーが採掘し始めた場合に備え、設定値を再度引き上げるかどうかを判断するためにマイナーの活動をより詳細に監視する必要があります。そのため、ハードキャップの設定を10GBにすることを推奨しています。これにより、設定を再度変更するまでに大幅な余裕を持つことができます。

将来、マイナーによる10GBを超えるブロックのマイニングがあり得る場合は、ハードキャップの設定値をさらに引き上げることをお勧めします。

新しい設定でノードを永続的に更新したままにするには、bitcoin.confファイルを編集し、 blockmaxsizeexcessiveblocksizeの行を追加・変更してください。例えば、excessiveblocksize(ハードキャップ)を10GBに設定するには、次のように行います。

excessiveblocksize= 10000000000

これらの設定は、次にノードを再起動したときに有効となります。

関連するノード設定は、setblockmaxsizeおよびsetexcessiveblock RPC呼び出しを使用してノードを再起動せずに直接更新できますが、ノードが次に再起動したときに新しい設定が失われるため、bitcoin.confファイルは引き続き更新する必要があります。

Bitcoin Associationは、非マイニングノードオペレータに対し2021年8月13日13:00(UTC)までにノードの設定を然るべく更新することを推奨しています。