2021年8月16日 – BSVネットワークについての最新情報

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By Martin Coxall Published: 8月 16, 2021
bitcoin sv blue background

Bitcoin Associationより、最近のBSVネットワークへの攻撃に関する最新情報を提供します。

  1. 当協会の監視チームは、8月4日に試みられた最後の一連の攻撃以来、BSVネットワークへのさらなる攻撃を検出していません。一連の攻撃は、撃退に成功しています。    監視チームは24時間無休体制で引き続きネットワークを注意深く監視しています。
  2. 取引所向け:   Bitcoin Associationは、デジタル資産取引所がBSVサービスを一時停止したことで、BSVを取り扱う企業やユーザーに悪影響が及んでいることを把握しています。取引所にできるだけ早急にBSVの入金、出金、取引機能を再開させることが最優先事項です。各取引所は、独自の裁量・内部方針に従ってこの決定を行っています。8月3日と4日の攻撃以来、当協会チームメンバーは定期的に取引所と連絡を取っており、今後も継続していきます。また、デジタル資産取引所向けにBitcoin Association、ビットコインSVインフラチーム、およびBSVマイナーがこれまでおよび今後のネットワーク保護のために講じた攻撃と対策についての包括的な報告書を作成しました。
  3. マイナー向け:Bitcoin Associationは、BSVネットワークを守るために重要な役割を果たしているマイナーと密に連絡を取り合っています。当協会は、「invalidateblock」コマンドを使用することで、誠実なマイナーが将来のブロック再編成攻撃をうまく撃退できることを期待しています。当協会が連絡を取ったすべてのBSVマイナーは、二重支払いを含むブロックを拒否し続けることを表明しています。   8月13日、ビットコインSVインフラチームのテクニカルディレクターであるスティーブ・シャダーズは、このことについておよび二重支払いトランザクションを含む秘密裏に作成されたブロックがビットコインのルールと法律の両方に違反する理由を説明するブログ記事 を公開しました。Bitcoin Associationは、協会が以前から提供している無料で使用できるツール、MinerIDを使用することの意義についてマイナーを教育し続けています。MinerIDを使用することで、マイナーは自分のブロックに暗号で署名し、身元を証明することができます。最近のネットワークへの攻撃で見られたような、マイナーの操作やなりすましからマイナーを保護するのに役立ちます。
  4. 法執行機関向け:ブロック再編成攻撃は、不正かつ違法な行為です。Bitcoin Associationは違法行為を一切容認せず、ネットワークへの攻撃を非常に厳格に受け止めています。Bitcoin Associationは、管轄権を持つ法執行機関にすべてのブロック再編成攻撃について報告しており、影響を受けたBSVエコシステム企業と協力し独自のレポートを提出する予定です。   Bitcoin Associationと当協会の法定代理人双方が、引き続き複数の管轄区域の法執行機関と連絡を取り合い、当協会チームが収集した法的証拠を提供しています。
  5. 1GBブロック(当時の世界記録):相当なハッシュパワーを持つ攻撃を受けたにもかかわらず、BSVネットワークは順調な運用を続け、記録的な取引量を処理しさらには記録を更新することとなった1ギガバイト(1GB)サイズのブロックを5(当時)も処理しました。
  6. ブロックサイズのハードキャップのさらなる引き上げと1.247GBおよび2GBの世界新記録ブロック:メインネットの容量に対する需要が高まり続ける中、ネットワーク上の現在のハッシュパワーの大部分を占めるマイナーは、ノードのブロックサイズの「ハードキャップ」設定を2 GBに引き上げる意向を示し、この変更が2021年8月13日(金)13:00(UTC)までに実行されることとなりました。Bitcoin Associationはこのことを他のマイナー達に伝え、ほとんどの名の知れたBSVマイナー達も推奨通りハードキャップの設定を2GBに引き上げました。また、ビットコインSVノードソフトウェア(取引所、アプリケーションなど)を運用するすべての非マイナーがハードキャップ上限のさらなる上昇を見越し、ハードキャップ設定を10 GBに引き上げることを推奨するアドバイザリーをBSVエコシステム全体に発行しました。

マイナーがハードキャップを2GBに引き上げたことで、8月16日、早速BSVネットワークでは2つの世界新記録のブロックを確認しました。最初に、1.247 GBのブロック(No.700597、13:38:50 UTC)がマイニングされました。このブロックは、メインネットのビットコインブロックとしては史上初の1GBを超えるサイズであり、取引手数料(6.33コイン)がブロックあたりの固定マイニング報酬(6.25コイン)を上回った初のブロックで、ブロック報酬合計は12.58BSVとなりました。その後2時間も経たない15:20:11(UTC)には、ブロックNo.700606のデータ量が1,999,941,397バイトとなり、2GBのハードキャップを達成しました。この2GBのブロックには、取引手数料に10.00コインが含まれており、固定マイニング報酬である6.25コインの160%超となり、採掘したマイナーのブロック報酬合計は16.25BSVとなりました。

ブロックあたりの固定マイニング報酬が約4年ごとに半減する中このように取引手数料収入が増えていくことは、現在「マイナー」と呼ばれるノードが徐々に「トランザクションプロセッサ」に移行していくことにより収益性を維持できるようにサトシ・ナカモトが設計したビットコインの仕組みそのものとなっています。これが、ビットコインの未来がBSVにある理由です。

 

Bitcoin Associationは、取引所、マイナー、トランザクションプロセッサ、その他の業界関係者と協力し、BSVネットワークのユーザーにとって安全で信頼できる環境を促進していきたいと考えています。当協会は、BSVネットワークの回復力、およびサトシ・ナカモトが設計したビットコインシステムが悪意のある攻撃に耐え得る能力があると確信しています。