BITCOIN ASSOCIATION 初の「サトシ・ナカモト奨学金」をケンブリッジ大学PH.D学生に授与

Bitcoin Association awards first Satoshi Nakamoto scholarship to Cambridge University Phd student

Bitcoin Association は、ケンブリッジ大学でヒトゲノム専攻の博士課程2年生のRobin Kohze氏に初の「サトシ・ナカモト奨学金」を授与したことを発表します。この奨学金はビットコインの創始者であるサトシ・ナカモト(クレイグ・S・ライト博士)にちなんで名付けられたもので、ビットコインが本来持つデザイン(現在はビットコインSV(BSV)として知られています)を活用して可能となるブロックチェーンの実社会におけるさまざまな応用方法についての研究とその技術的な開発を行っていくのを支援することを目的としています。

Kohzeさんはさまざまなブロックチェーンコンペにおいて優秀な成績を収めており、Bitcoin Association主催で2019年10月に韓国で開催されたCoinGeekソウルカンファレンスにおける、第2回ビットコインSV ハッカソン で2位となりました。ここで彼は「HIVE」というプロトコルを提案しました。これは、世界中の人々によって各種データが追加される分子動力学をヒントにしたインセンティブシステムを実装することにより、メディアの現状に挑戦することを目的としています。具体的には、データを所有する「コンテンツノード」はすべて、1つ以上のその他のノードとリンクされており、ノードにおいて新たに生成されたリンクにおいて体系的な情報ネットワークを形成するにあたっては、動的コストがかかるという仕組みになっています。そして、これによって出来上がったグラフ型データベースはビットコインSVブロックチェーン上で直接格納および管理され、非常に高い相互運用性および透明性を実現することが可能になります。HIVEを完全に機能するプラットフォーム(Androidアプリ、iOSアプリ)とするための開発を進めていくことができるように、Kohze氏に「サトシ・ナカモト奨学金」が授与されました。

Bitcoin Associationの創設者・会長のジミー・グエン氏は以下のようにコメントしています。

「Bitcoin Associationは、次世代を担うビットコイン業界の優秀なリーダーやディベロッパーたちを支援することをミッションの一環としています。Robin Kohzeさんは非常に優秀な人材で、さまざまなデータ相互作用の変換について、ビットコインの技術が持つポテンシャルを理解しています。そんな彼に対して初の『サトシ・ナカモト奨学金』を授与することができ、大変嬉しく思います。HIVEプロジェクトが実現して実社会において価値が生まれるようになるのを楽しみにするとともに、彼がケンブリッジ大学の生徒たちに対してビットコインの『サトシビジョン』について教えてくれていることに対して、感謝しています」

Kohze氏は以下のように話しています。

「変革の時代には優れたアイデア、時として大胆なアイデアが必要となるものです。サトシ・ナカモトがビットコインプロトコルを作成してから10年が経過し、フリクションレスかつグローバルな形で人々が協働するという、これまで存在しなかった新たなパラダイムへと、世界は移行しようとしています。HIVEでは本来のビットコインプロトコルを活用し、ゲーム理論に基づいたさまざまなルールを新たに組み合わせることによって、分極化したメディア界において、多様な意見をリンクさせていくことを目指しています。この度は、HIVEプロトコルの研究開発を行うにあたって、初の『サトシ・ナカモト奨学金』をいただいたことに対し、大変光栄に思っています。同時に、このような活動を可能にしてくれているBitcoin Association、ならびにビットコインSVエコシステムにおいて精力的に活動している多くのディベロッパーたちに対して感謝しています」

Kohze氏は「Cambridge University Metanet Society」の創設者です。「Metanet」は、クレイグ・ライト博士が考案した画期的なアイデアである「Metanet」からとっています。ここで「Metanet」とは、ビットコインブロックチェーン上で動作するインターネットのことをいいます。また、ライト博士はビットコインの発明に加え、ブロックチェーンのアドバイザリーおよび研究開発をグローバル規模で展開する企業であるnChainのチーフサイエンティストを務めています。さらに、ライト博士は世界においてブロックチェーン関連の特許を最も多く保有しています。nChainのMetanetプロジェクトではインターネットを改良することで、人々が、自らが持つデータやコンテンツ、個人情報、オンライン上の活動内容を活用することで実際に報酬を(ビットコインで)得られるようになることを目指しています。Metanetでは、データを送信すると同時に決済も行うことができるというビットコインの2つの特徴を活用しており、これは大規模スケーリングに対応しているビットコインSVブロックチェーン上のみで可能となります。

ここで、「Cambridge University Metanet Society」は、Kohzeさんが主導しながら、MetanetプロジェクトをビットコインSVブロックチェーン上で実装するための研究を進めています。ケンブリッジ大学キャンパス上で、学生やソートリーダーたちを対象に、毎週さまざまなミートアップや各種プログラムを開催し、スピーカーを招いたり、ディベートやチュートリアルを行い、実社会において価値を提供できるようなアプリケーションの開発を行っていく次世代ビットコインディベロッパーたちの育成を進めています。

Bitcoin Associationはビットコイン関連事業に携わるグローバルな業界組織であり、ビットコインサトシビジョン(BSV)ブロックチェーンの開発支援を行なっています。BSVブロックチェーンにおいてはこれまで、数多くのアプリケーションが世界中で開発されてきましたが、これはBSVブロックチェーンが持つスケーリング能力、データ、およびマイクロペイメント機能を、さまざまなディベロッパーや企業たちが活用しているという背景があります。BSVがより多くの人々によって使用されるようになったことを受け、BSVネットワークのトランザクション数および平均ブロックサイズやブロック数は 恒常的にBTCを上回るようになり、最近では、イーサリアムネットワークも上回ることがあります。ビットコインSVはサトシ・ナカモトが本来描いていたビットコインのプロトコル、デザイン、ビジョンに準拠している唯一のプロジェクトであり、P2P型の電子通貨システム、および企業向けのグローバルデータ台帳を提供することを目指しています。