ビットコインSV (BSV)「ジェネシス」ハードフォーク 完全にオンチェーンな世界を実現するため、オリジナルのビットコインプロトコルが2020年2月4日に復活

By Press Release Published: 1月 16, 2020
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ビットコイン本来の設計が、2020年2月4日にビットコインSV (BSV) ネットワークによるハードフォークで戻ってきます。このハードフォークのコード名は「ジェネシス (創世記)」です。なぜなら、それは2009年にビットコインの創出者サトシ・ナカモト (別名クレイグ・S・ライト博士) が初めてリリースしたビットコインのプロトコルに可能な限り近いものになっているからです。それは「アップグレード」ではなく、より正確に言うとプロトコルを「復元」するものです。これは、巨大なオンチェーンのスケーリングパワーを最終的にロック解除するためのビットコインSVの道程において、重要なステップになります。それはまたビットコインのテクノロジープラットフォームにおいて既に可能になっていた技術的能力をより大きく拡大するものです。ビットコインSVはついにデータ、トランザクション、そしてあらゆるタイプのデジタルアクティビティが単一のブロックチェーン、すなわち「オンチェーン」で行われる世界を実現しました。ちょうど、単一のパブリックなインターネット上で世界がオンラインでつながるのと同様です。

ビットコインSVは、ビットコインのオリジナルプロトコルに対する新しい名前として、2018年11月に起きた世界初のビットコインのハッシュを巡る戦いの中から出現しました。それは、先行する開発者グループ (BTCのビットコインコアおよびBCHのビットコインABC) がサトシの設計を変更して巨大なスケーリングを拒否した後のことでした。今、ビットコインSVは最も急速に成長しているブロックチェーンであり、世界的にアプリケーションの開発が爆発的に増えています。なぜなら、ビットコインSVがスケーリング、データおよびマイクロペイメントに関して優れた能力を持っているからです。BSVの使用が増えるに連れて、そのネットワークのトランザクションと平均ブロックサイズの量が常にBTCを凌駕するようになり、最近ではイーサリアムのネットワークでさえも凌駕がしばしば起きるようになっています。理由は?BSV (SVはサトシビジョンの略) は、サトシ・ナカモトのビットコインが持つオリジナルのプロトコル、設計、そしてビジョンを堅持するただ一つのプロジェクトです。要するに、BSVこそが正真正銘のビットコインなのです。

ビットコイン協会 (ビットコインSVのグローバルな業界団体) の創設者兼社長ジミー・グエンは次のように語ります。「ビットコインSVでサトシの設計を復元することによって、ジェネシスハードフォークは、世界のピアツーピアの電子的キャッシュシステム、および企業向けブロックチェーンになるための道程において歴史的快挙を成し遂げ、あらゆるものに力を与えることができるようになるでしょう。インターネットは、すべてが「オンラインになる」世界を生み出しました。ビットコインは今やビットコインSVを通してあらゆるものが「オンチェーン」になる世界を可能にします。」

ビットコインSVノードのプロジェクトリーダー、ダニエル・コナリー (主任開発者) およびスティーヴ・シャダーズ (技術ディレクター) によると、ジェネシスハードフォークには多くの技術的特徴 (ここに要約されています) が含まれていますが、それは下記の3つの主な目標を達成するものです。

  • ビットコインが持つスケーリングの潜在的可能性を解放

ジェネシスは、ブロックサイズにおけるデフォルトのハードキャップを取り除くことによって、ビットコインが巨大なスケーリングに関して持つ特有のパワーを最終的に解放するでしょう。長年にわたり、ビットコインのエコシステムはより多量のトランザクションをサポートするために、より大きなブロックになるようネットワークを拡大するべきかどうかに関して論争が起き大混乱に陥っていました。BTCネットワークはブロックキャップがわずか1MBに制限され、1秒あたりのトランザクション数は3~7個に過ぎませんでした。BCHネットワークは32MBを維持していましたが、企業による使用に対応するには依然として小さすぎました。

ビットコインSVは今や完全にブロックサイズにおけるあらゆるデフォルトキャップを取り除いています (あるいはもっと正確に言うと、デフォルトキャップそのものを取り除いてトランザクションのキャパシティを無限にしています)。市場の力に基づいてBSVに関するブロックサイズのトランザクションのキャパシティに関するコンセンサスを管理するのはプロトコル開発者の責任ではなく、マイナー (コイン採掘者) の責任です。これはまさにサトシの設計が当初から思い描いていたことです。

現在、(ジェネシスのハードフォークの前) BSVは軽々と1000トランザクション/秒 (理論上は最高9,000トランザクションまで) を扱うことができます (現在の2GBのブロックキャップをすべて使用した場合)。ブロックキャップがジェネシスのハードフォークによって取り除かれ、技術的改良とさらなる拡大のための作業が完了すると、BSVのトランザクションのキャパシティには無限の可能性が生まれ、さらに大きく成長するでしょう。これは、企業がBSVブロックチェーン上で信頼できる大規模なアプリケーションを構築するための道を切り拓くものです。また、それはマイナーがより多くのトランザクション手数料を得られるようにして、ビットコインマイニングが将来的に利益を生み出し続けることができるようにします。つまり、マイナーはビットコインブロックの固定的な報酬額が「半分に」されて損失を出していますが (2020年春には12.5コインを6.25コインに半減し、その後4年ごとに再度半減される)、これが相殺されるのです。

  • オリジナルのビットコインのプロトコルと技術的なパワーを復元

ビットコインの誕生以来、プロトコル開発者はビットコインの技術的な能力に変更を行い、制限を加えてきました。従って、ビットコインSVのもうひとつの目標は、オリジナルのプロトコルをできるだけ多く復元して、オリジナルのビットコインホワイトペーパー、およびオリジナルのビットコインソフトウェアに描かれたサトシの設計を実現することにあります。ジェネシスハードフォークはこの方向に向けた大きな第一歩であり、下記の3つのグループに分類できる多くの変更を含んでいます。

  1. プロトコルに課された人為的制限を排除 – 上記のようなブロックチェーンのブロックサイズ制限の排除をし (これによりトランザクションとデータのキャパシティが増加)、そして個々のトランザクションにおけるサイズと能力に関するあらゆる制限を排除します。
  2. ビットコインスクリプト (ビットコインプロトコル内で使用されるプログラミング言語) のオリジナルの機能性を全面的に復元。ここ数年にわたって、ビットコインのスクリプト言語の重要な要素は無効化や制限をされてきましたが、ジェネシスのハードフォークはビットコインSVにおいてそうした機能を復元します。
  3. 過去にビットコインに対して行なわれたいくつかの不利な変更を排除。例えば、ビットコインSVはPay-to-Script Hash (P2SH) を「段階的に廃止」しています。P2SHは、サトシがベアマルチシグネチャのトランザクションの問題に対処するためにプロジェクトを去った後にビットコインのプロトコルに追加されたものです。P2SHはそれ自体が重大なプライバシーおよびセキュリティ上の問題を引き起こし、スマートコントラクトの能力やビットコインの本来の設計の透明性のモデルを損なっています。

これらの復元によってビットコインのブロックチェーンはより簡単に使用できるようになります。それは単なる支払いのトランザクションだけでなく、データ、トークン、スマートコントラクト、コンテンツデリバリー、企業向けアプリケーション、IoT (モノのインターネット)、そしてその他の広範な用途に使用することができます。開発者や企業は、ビットコインで多くの複雑な機能を実行できるトランザクションをデザインできるようになるでしょう。イーサリアム、EOS、あるいはHyperledgerといった他のブロックチェーンのプロジェクトに頼る必要はもうありません。

  • プロトコルの安定化

ビットコインが誕生して間もない2010年6月7日にサトシはオンライン投稿で以下のような有名な発言をしました。

「ビットコインの性質は、バージョン0.1がリリースされたら、その生涯を通じてずっとその核となるデザインは不変なまま、というものだ。」

ビットコインのオリジナルのプロトコルに加えて、ジェネシスハードフォークはサトシビジョンを尊重し、その核となるデザインを「不変なもの」としています。アップデートは非常に多くの技術的変更を含んでいますが、これらをすべて1つのハードフォークにグループ化しています。それはプロトコルを安定化させるためです。

なぜこれが重要なのか?なぜなら、安定したルールセットがあると、今日のブロックチェーンで実行された金銭的またはデータ上のトランザクションが、今から2年後、5年後、そして100年後も有効であり続けるからです。さらに、企業や開発者はプロトコルに基づいて時間やリソースを使ってアプリケーションを構築しますが、彼らはそのプロトコルが確固としたものであることを望みます。基礎となるプロトコルが何度も変えられると、彼らは絶えず開発プロセスを変更しなければなりません。比較的に言って、インターネットプロトコルは過去30年間でほんの少ししか変化していません。そしてそうした安定性が、今日の広大なオンラインの商業とアクティビティの世界を達成するのに不可欠だったのです。

ジェネシスのハードフォーク後も、BSVネットワークは、ビットコインSVノードのソフトウェアを含み、なおいくつかのアップデートや改良を必要とする可能性があります。さらにまた、代表的なブロックチェーンの研究開発企業nChainは、異なる企業クラスのBSVのソフトウェアのバージョンである「Teranode」を開発しています。しかし、いずれの将来のソフトウェアのバージョンもビットコインに対する基本的なルールに重大な影響を与えることはないでしょう。また、ジェネシス以降のBSV上に構築されたアプリケーションに影響を及ぼすこともないでしょう。