バージョン1.0.5は、バージョン1.0.4からの重要なアップグレードです。このアップグレードには、ネットワーク負荷が高い状態で安定性を向上させるためのパフォーマンス強化に関する変更が含まれています。
v1.0.5の全変更点は以下の通りです。
- Journaling block assembler(ジャーナリングブロックアセンブラ)が、提供された料金がminblocktxfee以上の場合にのみトランザクションを含むよう修正されました。これはデフォルト設定となりました。*
- トランザクション統合が無料に。UTXOセットのサイズを最小限に抑えるために、特定の状況においては複数のトランザクションを1つのトランザクションに無料で統合することが可能です。無料でのトランザクションの統合機能は、CPFPを用いる場合には使用することができません。
- sendrawtransaction – ノードが単一のRPC呼び出しによる複数のトランザクションの送信をサポートするようになりました。つまり、新しいRPCコールsendrawtransactionsが存在することになります。
- ダストリレー料金がminrelaytxfeeの関数となるように更新され、デフォルト値は136 satoshiとなります。
*マイニングのためにlegacy block assembler(レガシーブロックアセンブラ)を引き続き使用する場合には、構成オプション – blockassembler = legacyを使用する必要があることにご注意ください。