Bitcoin SV一年目を振り返る: BSVエコシステム の成長

By admin Published: 11月 20, 2019
Bitcoin SV Year 1: The growing BSV ecosystem

ビットコインSVが誕生した「ビットコイン独立記念日」から1年が経過しました!ユーザーや開発者たちからなるBSVコミュニティが充実しているおかげで、実際は1年以上の月日が経っている気もします。ビットコインSVはリリース後1年で、反映しアクティブに成長を続けるエコシステムを形成するに至りましたが、これはその他多くのブロックチェーンプロジェクトにとっては難しいことだといえるでしょう。そして、こうした実績を残せたのは、BSVにおける「稼いで使う」という発想の表れが背景にあります。つまり、その他多くのブロックチェーンプロジェクトで見られるような、投機的な「hodl」戦略とは異なり、日常生活の中で実際にBSVを使用するという点に焦点を当ててきた結果といえるでしょう。

以下、BSVの技術を活用した主要なプロジェクトを紹介します。

PAYMAIL


 

BSVは誕生からわずか1年の間に、多くのブロックチェーンプロジェクトが直面していた各種課題の解決に成功しました。これもひとえに、BSVエコシステムに携わる開発者たちが懸命に努力してくれたおかげです。そうした課題のうちの一つが、アドレスでした。ブロックチェーンプロジェクトでは通常アドレスは複雑な形をとりますが、BSVを活用したPaymailという認証サービスによって、この問題が解決されました。Paymailは、ブロックチェーンシステムにおいては通常長くて複雑となるアドレスを、シンプルなアドレスに変換するサービスであり、これによって、あたかもメールを送信するかのごとく簡単にBSVを送信できるようになります。しかし、Paymailはこのようにシンプルなビットコインアドレスを提供するのに加え、オンチェーン上における特定の所有権を定義することによって、ブロックチェーン上における認証問題解決のためのソリューションも提供しています。

sCRYPT

BSVはスマートコントラクト分野も先導しており、その背景の一つとしてsCryptがあります。sCryptはXiaohui Liu氏により作成された高水準のスマートコントラクト言語であり、ビットコインSVネットワーク上で機能します。スマートコントラクトを記述するにあたって開発者たちは通常ネイティブスクリプト言語を用いますが、これは非常に手間がかかり、エラーにつながりやすいものでした。それに比較してsCryptは使いやすい言語であり、そうした問題を解決していきます。

GEARSV


 

GearSVもまた、ビットコインSVを使ったスマートコントラクト実装を簡単にするためのツールです。具体的には、オフチェーンにおけるアプリケーションの各種状態を、マイニングノードにおける整合性の取れた最終的な状態と同期させることができます。ここでは、ブロックの相対的な「高さ」およびブロック内でトランザクションのインデックスを行うことによってブロックの並べ替えが行われます。これによってついに、ビットコイン上でチューリング完全型の各種アプリケーションを構築できるようになります。

KEYRING

Bitcoin SV Year 1: The growing BSV ecosystem


Keyringは、ビットコインSV上に素早く効率的にアプリケーションを構築するにあたって役立つツールです。KeyringはオープンソースのJavascriptライブラリであり、これを活用することでBSV上に簡単にアプリケーションを構築することが可能となります。KeyringはBitBossが開発したもので、OP_FALSE OP_RETURNスクリプトタイプに対応しています。また、Tokenizedプロトコルを用いて独自トークンを発行することも可能です。

NAKASENDO

Nakasendoは、BSVブロックチェーン上で各種アプリケーションをスムーズに開発できるようにするために開発されたソフトウェア開発キット(SDK)であり、使用方法は簡単です。NakasendoはnChainのリサーチャーたちによって開発されたツールであり、低水準ならびに高水準両方のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)から構成されています。これを活用することで、BSVブロックチェーンを用いた開発管理を一元的に行えるようになります。さまざまな特徴がありますが、たとえば特殊なロックスクリプトを用いてクロスチェーントランザクションをセキュアに実行するということができます。

UNWRITER


ビットコインSVでは、シンプルさを重視すると同時に、開発者たちの快適さを追求しています。これを実現するためのソリューションの一つとして、ビットコイン業界でアクティブに活動するUnwriter氏が開発したDatapayがあります。DatapayはBSVブロックチェーンにデータトランザクションをブロードキャストするためのツールとしては最もシンプルなJavascriptライブラリであり、あまり知識のない開発者でもビットコインの開発ができるようになることを目的としています。その他多くのビットコインライブラリが純粋なコイン送信にフォーカスしているのとは異なり、ビットコインネットワーク上におけるデータ送信を可能な限りシンプルにしようというコンセプトとなっています。

ビットコインSVの成長に貢献し、同時にビットコインSVが世界中で使われるようになった背景に存在するプロジェクトは他にもたくさんあり、これまで紹介したものはその一部にすぎません。これらのすべてが1年以内に実行され、さらにエコシステムが成長し続ける中、開発者およびユーザーの双方にとって今後の未来は明るいといえるでしょう。ビットコインSVは、ビットコイン開発者たちがおよそ10年にわたって直面してきた数々の問題を乗り越えてきました。そして、2020年2月、BSVではGenesisアップグレードが実行され、ブロックサイズのハードキャップ(上限値)が取り除かれ、マイナーたちは自由を取り戻すことになります。ここにおける可能性は無限大であり、ビットコインはついに、中央集権型の各種プラットフォームを完全に凌駕するようになるでしょう。


BSVエコシステム内の昨年度における活動内容の詳細については、