ビットコインSVの一年目を振り返る: トークン化

By admin Published: 11月 21, 2019
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ビットコインSV(BSV)ブロックチェーン上におけるトークン化は昨年、着実に増加しました。同時に、BSVがスケーリングを続ける中、分散型アプリケーションの活用を始める事業体は増えてきています。そして、BSVをベースとしたアプリケーションは、ゲームや資産運用、ギャンブルや音楽ストリーミング分野など、さまざまな業界において活用されるようになりました。BSVを活用することで、企業においては自らが保有する資産をスムーズにトークン化し、これらをデジタル化すると同時に、簡単に分割できるようになりました。以下、ビットコインSVを活用したアプリケーションを開発する事業をいくつか紹介します。

BITBOSS

ギャンブル業界ではこれまでテクノロジーの進歩に対して素早い対応が行われてきました。そしてそれはブロックチェーン技術も例外ではありません。そして、本業界においてパイオニア的存在の企業として、BitBossがあります。BitBossは、ビットコインSVを活用して、カジノという物理世界をオンライン世界と結びつけるという事業を展開する企業です。オンラインギャンブルというのは非常に多くの収益を上げることができる業界である一方、さまざまな課題に直面しています。そして、そうした課題はすべて、ギャンブル参加者間において「信頼」が欠如していることが原因となっています。つまり、プレイヤーとしては、運営者側が公正な運営を行なっているかどうかという点について信頼しておらず、その結果としてカジノ向けクライアントサーバーアーキテクチャを構築するにあたって運営者側は巨額のコストを負担するという状況が発生しているのです。


BitBossではブロックチェーンを活用して、運営側が間違いなく公正なギャンブル結果を表示できるようにすることで、これらの問題を解決しています。具体的には、ゲーム関連のトランザクションには公開鍵が割り当てられ、プレイヤーと運営側はともにこれを確認することによって、ゲームの結果が操作されていないという確信を得ることができるようになります。BitBossでは、BSVの膨大なスケーリング能力を活用することで、ギャンブル業界において発生する大量のトランザクションを処理しています。また、BitBossでは最近、トークン化されたプロトコル上に、モバイルゲームを対象としたカジノトークンをリリースしました。これらBitBossベースのモバイルゲームは、ネイティブトークンとしてのBSV、またはカジノごとのカスタムトークンを活用することでプレーすることができます。

AMLEH

ビットコインは「デジタルゴールド」と形容されてきましたが実際は、他にももっと多くの特徴を持っています。AmlehはビットコインSVを利用して現物の金をブロックチェーン上に移行させようと取り組んでいる企業です。AmlehはBSVブロックチェーン上で金をデジタル化することで、長きにわたって存在していた「金の預かり証」という概念をオンチェーン上で実装しました。


Amlehのサービスを活用することで、分割したデジタル上の金を安全かつ追跡可能な形で簡単に送信することができます。当該プラットフォームではBSVブロックチェーンを活用してオンチェーンならではの透明性を確保すると同時に、現物の金保有量については実績ある監査法人がチェックすることによって、オフチェーン上の透明性が担保されます。なお、この現物の金によってAmlehトークンの価値が裏付けられることになります。さらに、金をより多くの人が所有し、使うことができるように、Amlehでは1ミリグラムからの金保有に対応しています。

KRONOVERSE

ゲーム業界は、まだ多くの人々がブロックチェーン技術について知らなかった時期にブロックチェーン技術を導入した業界の一つです。ゲーム業界において長い間、ゲーム内課金に際して「トークン」が使用されていたことを考えると、ブロックチェーンとゲーム業界の親和性は必然的に高いということも納得がいきます。Kronoverseはさらに新しい次元においてゲームとブロックチェーン技術の融合に取り組んでいます。具体的には、ゲーマーたちがゲーム内オブジェクトやアイテムを作成し、仮想通貨と同様にこれらを取引することが可能となっています。ゲームにおいては膨大なトランザクションを処理する必要があるため、KronoverseではビットコインSVの技術を採用しています。


さらに、これらのオブジェクトやアイテムは、「トークン」としてその他のゲームの開発者たちが自分たちのゲーム内で使用することが可能となっています。そのため、さまざまなゲームにおけるアセットをプレイヤーたちは自由に使用できるようになり、その結果としてゲームコミュニティが形成されていきます。また、トークンはビットコインSV上で構築されているため、トークンの所有権は永遠にプレイヤーに帰属します。ゲーム開発者たちによってトークンが取り上げられることもありません。

BUSKON

韓国のアプリストアである「One Store」は、グーグルのPlay StoreやAppleのApp Storeを差し置いて韓国における最大のアプリとなっています。そんな異端のアプリストアであるOne Storeですが、今度はビットコインSVを活用することでオンライン音楽業界への挑戦をはじめました。ここにおいてOne Storeは、「オンラインバスキングをコンセプトとした音楽プラットフォームである、Buskonの開発に着手しています。音楽コンテンツクリエーターたちはBuskonを活用することでファンたちから直接報酬を得ることができるようになり、これまでマージンを取っていた仲介業者たちを排除することが可能となります。具体的な仕組みとしては、人々が無料で好きな音楽を楽しむことができ、実際に音楽が気に入ったら、アーティストに直接支払いを行えるようになっています。このようにして、アーティストたちは音楽を通じてBSVを稼ぎ、BSVを使ってその他BSVに対応したサービスを利用することもできます。これはBSVにおける「earn and use(BSVを稼ぎ、実際に使用する)」という理念に合致しています。


ここで紹介した企業は、ビットコインSVブロックチェーンを活用している企業群のごく一部にすぎません。BSVが誕生してわずか一年足らずですが、ビットコイン上におけるビジネス展開の可能性や、分散型アプリケーションの使用によるさまざまなメリットに関する理解が深まってきたといえるでしょう。実際、BSVの大規模スケーリング機能に着目した多くの事業者たちが、ブロックチェーンを事業活用するに至りました。Genesisプロトコルアップグレードが2020年2月に予定される中、今後も多くの企業においてビットコインSVが活用されていくことでしょう。


昨年度BSVエコシステム内で行われたさまざまな取り組みに関する詳細は、