BSVアップデート(2019年11月20日)

BSV Update 20th November 2019

ビットコイン独立記念日

2019年11月15日、サトシが描いていた本来のビットコインプロトコルを復活させ、これを安定化させ、ビットコインブロックチェーンを大規模にスケーリングさせるべくビットコインSV (BSV)が誕生してから1年が経過しました。ビットコインSVが目指すこうした点は、2008年にサトシ・ナカモトが公開したビットコインのオリジナルホワイトペーパー、そしてサトシが当時執筆していた各種投稿において説明されていた、P2P型の電子キャッシュシステム、そしてブロックチェーンの威力を実現していくにあたって必要なことなのです。

BSV誕生からわずか1年の間に、BSVにおいてはさまざまなアプリケーションが開発されるようになりましたが、この背景には、ビットコインプロトコル復元にあたって最も重要な点の一つである、OP_RETURNのデータリミットの解除が行われたということがあります。AGORA.icuおよびBSV/DEVSのウェブサイトのデータによると、BSVネットワークにおいては現時点で300を超える開発プロジェクトやアプリケーション、ツールが存在しているとされています。BSVの規模は拡大を続けており、現時点で1日あたり20,000,000トランザクションを処理し、1秒あたり何千ものトランザクションを処理できるようになるまで成長しています。そのため、BSVはVISA決済ネットワーク容量に匹敵することとなり、エンタープライズ向けのトークン、スマートコントラクト、ビッグデータ、およびその他アプリケーションに対応できるようになっています。

BSV誕生からの1年間における業績は、新しいウェブサイトBitcoinSV.com の動画から参照できます。

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(出典: @PeergameCom)

ビットコインSVスケーリングテストネットワーク(STN)

STN業務マネージャーのBrad Kristensen氏は先日、スケーリングテストネットワークにおいて新記録となるブロックが次々と測定されたことを発表しました。Brad氏のツイートによると、STNブロックチェーンにおいて270万ものトランザクションが含まれたブロックがブロードキャストされ、そのわずか数時間後にはその記録を塗り替える398万ものトランザクションを含むブロックがブロックチェーンに加わったということです。

スケーリングという概念を、ブロックサイズではなく、ネットワーク内における「tps(1秒間あたりのトランザクション数)」によって判断するという発想に触れながら、Brad氏は以下のようなツイートを投稿しました:

「ビットコインSVスケーリングテストネットワーク(STN)で、最新のトランザクション最高数を100万程度上回るトランザクション数が記録されました。

 高いTPSに到達するには、ブロックサイズとして2GBが必要となるわけではありません。TPS自体は8時間前から今までのブロックから計算された値で、100万、200万のトランザクションを含むブロックが連続で観測されています(ブロックサイズ自体は300MB500MB)。単一ブロックに関するTPS値は、398万ものトランザクションを含むブロックに関するもので、ブロックサイズは800MB以下でした」

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Abraモバイルウォレット・取引所

仮想通貨投資用アプリケーションのAbraは、ビットコインSVに対応することを発表しました。シリコンバレーに拠点を置く本企業は、米国のアプリユーザーたちが新たに60もの仮想通貨にアクセスできるようにするための動きの中で、ビットコインSVへの対応を発表しました。また、今年終盤において世界中のユーザーが全200種類の仮想通貨にアクセスできるようにするための動きを進めています。

これによって、米国のユーザーたちはAbraアカウントを使って、BSVの売買やトレードを行うことができるようになります(法定通貨を用いた売買やトレードを含む)。なお、トレーディングペアに関する制限はなく、このリリース後はプラットフォーム上における入出金の制限が引き上げられ、上限は1日あたり4,000ドル、1月あたり16,000ドルとなります。

このアップグレードに際しては、国際銀行間送金や、アプリ上における価格チャートのアップデートなどといった、その他の機能も追加されることになります。

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Kronoverse

eスポーツに関連した各種機能を統合することでゲームの収益化をサポートするプラットフォームであるKronoverseは、2019年11月1日、起業家でありインタラクティブエンターテイメントの先駆者でもあるRon Chaimowitz氏を取締役アドバイザーとして、迎え入れることになりました。

プレスリリース はこれを以下のように説明しています。

「ゲーム同士が競争を繰り広げるという新たな世界を展開していくにあたっての最新技術を開発すべくKronoverse が成長していくにあたって、Chaimowitz氏は自らの起業家としてのスキルや知識、経験を活用しながらKronoverseの一員として活動していくことになりました」

Kronoverse CEOであるAdam Kling氏は、以下のように話しています。

「Kronoverseでは、ゲームアプリケーションにブロックチェーン技術を応用していく中で、確かな企業ブランドを築き上げ、ゲーム業界に変革をもたらすべく活動していますが、Ron Chaimowitz氏は、こうした側面における専門的知見を有する人材であると考えています」

Chaimowitz氏はこれまでにも、ゲーム業界におけるブランド形成や企業成長にあたって大きな成果を収めてきた実績があり、これまでの経歴としてはGT Interactive Software(Doom、Quake、Duke Nukem、Unreal、Deer Hunterなどといった大人気ゲームの開発企業)の共同設立者・会長・CEOなどがあります。

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Bitkey

Bitkeyは、「_unwriter」という名前で活動する匿名開発者によって開発された、ビットコインユーザーのオンチェーンデータベースです。BitkeyではユーザーがPaymail公開鍵をブロックチェーン上に登録し、他のビットコインアプリケーションはBitkey Planariaを実行するだけでこれらの公開鍵を使用できるようになります。

ウェブサイト によると、Bitkeyの利点は以下のようになります:

オープン性: データベースがブロックチェーン上に存在するというグローバルな性質であるため、誰でも利用できる
逆検索: 公開鍵からPaymailアドレスを特定できる
一括クエリ: Paymailや公開鍵を一つずつ検索するのではなく、複数まとめて検索することが可能。複数のサービスプロバイダをまたぐPaymailの検索も可能
クロスプラットフォーム: Bitkeyはグローバル規模で共有されたデータベースとして任意のPaymailプロバイダによって構成され、ブロックチェーン上に保管されているため、データベースへのアクセス制限が課されることがない
履歴: Paymailアドレスおよびこれと結びついた公開鍵の全履歴を参照することができる
効率的: 「bitkeyユーザーテーブル」によってPaymailと公開鍵が関連づけられているため、データトランザクションを署名する際にPaymailと公開鍵の両方を含む必要がない

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Mediopay

MediopayはChristoph Bergmann氏(ツイッターハンドル: @BTC_de_Blog)によって開発されたWordPressペイウォール用プラグインで、ウェブサイト所有者たちはこれを用いて、素早くかつ簡単にBSV決済に対応できるようになります。注目すべきなのは、Mediopayを通じてBSVブロックチェーンの利点がWordPressで活用できるようになるのみならず、WordPressウェブサイトにおいて課金サービスを提供したり、Money Buttonを用いたティップ機能を実装したりできるという点です。

MedioPay の機能には以下のようなものがあります:

• 手数料ゼロ
• ワンクリック支払い
• セカンドエディタまたはショートコードによるペイウォール管理
• ウォレットへの直接支払い
• 他社サービスへの登録は不要
• ユーザーインセンティブ: リファーラルリンクなどを活用したインセンティブ
• アナリティクス: 決済に付与されたメタ情報を活用することで、コンテンツのパフォーマンスの追跡や分析が可能に
• 人気の高い投稿のアナリティクスをグローバル規模で提供: ティップや支払い情報の共有
• ブロックチェーン技術の活用: ビットコインSV(BSV)、MoneyButton

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Satoshi Shout-Out

本アップデートにおける「Satoshi Shout-Out」は、新型アプリケーションOperate の開発者であるツイッターユーザー「@libitx」さんに授与されることになりました。@libitxさんは、ボタンをスワイプするだけで文書やファイルをBSV上で保管・共有できるようにするアプリケーションBitpaste の開発者としてよく知られており、Operateは彼が開発したプロジェクトの中でも、最大の自信作であるとされています。

公式ウェブサイトでは、以下のように説明されています。

「Operateは、オンチェーン上で “Ops” と呼ばれる各種関数を投稿し、これらの関数を、アウトプットスクリプトであるOP_RETURNによって呼び出すことを可能にするツールセットおよびプロトコルです。これによってトランザクションは,ビットコインを土台とした新たなクラスのサービスを提供できる,小さくて強力なプログラムとなります.」

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https://www.operatebsv.org/blog/introducing-operate/