CoinGeekロンドンカンファレンスの初日、Ayre Groupのプライベート・エクイティ部門マネージング・ディレクター であるPaul Rajchgod氏が、カルヴィン・エアー氏からの投資を希望する開発者や事業者向けのガイドラインについて説明を行いました。
現在、カルヴィン氏のポートフォリオには、Tokenized、Unisot、nChain、Kronoverse、Handcash、FRNT Financial、Streamanity、Pixel Wallet、MoneyButton、TAAL、CentBee、CoinMe、sCrypt、Planaria Corp、そしてCore Scientificといったプロジェクトがありますが、Ayre Groupのプライベート・エクイティ部門では、さらに投資対象を拡大していく方針です。
その背景としてはBSVへの投資や関心が増加しているということがありますが、その理由として以下のような点を挙げることができます。
- 機関投資家たちは、確実に機能するエンタープライズ向けブロックチェーンが登場するまで様子見という姿勢を見せていましたが、BSVの登場によって、この状況は変化しつつあります。
- 機関投資家たちとしては、グローバル規模にスケーリングし、かつ持続可能な利益を実現することができる事業へと投資を行いたいと考えています。実際、大規模な事業においては、スケーリングというのは死活問題です。
- 大規模スケーリングを実現するための各種機能改良を行う唯一のプロジェクトであるBSVに対して、大小規模を問わずさまざまな企業が投資を始めています。
このように、BSVがスケーリング機能を備えた唯一のプロジェクトであることを受け、カルヴィン・エアー氏は、成長著しいBSVブロックチェーンを活用したプロジェクトに対してさらなる投資を実行することを決定しました。
投資にあたっては、以下のようにBSV独自の要素を活用しているかどうかという点が考慮されます。
- 大量のマイクロペイメントやデータトランザクションを処理できるアプリケーションであること
- Metanetの発展に寄与するようなベンチャーであること
- その他BSVアプリケーションにおけるB2Bインフラとして機能すること
- 従来のテクノロジーを活用している既存企業がスムーズにBSVアプリケーションを使えるようする技術であること
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