ブロックチェーン上での支払い

ビットコインSVブロックチェーン - 支払いのユースケース

ビットコインSVブロックチェーン - 支払いのユースケース

人々がビットコインについて考えるとき、通常の場合、最初に頭に浮かぶのはお金です。結局のところ、もしメディアなどの見出しが信用できるならば、ビットコインの主要な機能は金儲けのための投機的な資産としてのお金なのです。

しかしながら、ビットコインのお金としての真の力とはピアツーピアのペイメントレールとして機能する能力であり、ユーザーと企業間の資金の迅速な移動と決済を低料金で容易にすることです。

しかし、制限のあるブロックサイズのおかげで、各ブロックで処理可能なトランザクション数が人為的に制限されるため、ほとんどのブロックチェーンでこの機能が実用的でなくなってしまっています。このため、各ブロックのスペースが希少なリソースとなり、トランザクションの価格は上がり、トランザクションを確認するための時間は増えています。

遅くて高価なトランザクションのため、多くのブロックチェーンのユーティリティが、より高額な手数料と決済時間の短縮があまり問題視されない大規模なトランザクションのためのペイメントレールとしてのみ機能するよう限定されてしまいます。

しかし、それではビットコインではありません。

ビットコインSVは、プラットフォーム上に処理可能なブロックサイズに制限がないため、高速で費用対効果の高いペイメントレールとして効果的に機能する唯一のブロックチェーンです。各ブロックでの処理可能なトランザクションの数に制限がないため、ビットコインSVは、チェーンに追加された新しいブロックごとでの迅速な決済を確実にしながら、わずか数セントの低い固定レートでトランザクションを行うことができるのです。

ビットコインSVの機能は、従来の意味でのペイメントレールとして機能するだけでなく、マイクロペイメントを通じて企業に新しい可能性をもたらします。取引手数料をほんの数セントに削減することによって、わずか数セントの支払いが可能となり、企業にとって全く新しい収益化の道が可能な新しいデジタル経済を確立させることができるのです。

ケーススタディ:Money Button

ケーススタディ:Money Button

ビットコインSVが提供する高速で費用対効果の高いペイメントレールを活用するMoney Buttonは、企業と顧客のためのビットコインのフル機能を備えながらも非常にシンプルなインターフェースです。

「Money Buttonはシンプルな支払いシステムです。このアイデアは、インターネット上で送金することがMoney Buttonを使用する企業にとってはもちろんのこと、エンドユーザーにとっても最も簡単であることにすることです。」とMoney ButtonのCEOであるRyan X. Charles氏は説明しています。

「我々がMoney Buttonで実行したいことは、インターネット上での送金の障害すべてを取り除き、取引手数料やユーザーエクスペリエンスなどの問題を解決し、取引プロセス全体を可能な限り簡単にすることです。」

Money Buttonでの送金は、その名前が示すように、ボタンをスワイプするのと同じくらいシンプルです。Facebookの「いいね」ボタンの直感性をエミュレートするように設計されたこのシステムは、ビットコインエコシステムへのバリアフリーの入り口として効果的に機能します。

「しかし、Money Buttonは単に支払い機能を提供するだけではありません。」とCharles氏は言います。

「時間とともに、Money Buttonはビットコインが提供するすべての機能を提供するようになります。現在、我々は半分ほどの処理を行なっており、毎日、その他の機能を追加しています。」

スマートコントラクトやデータ機能などのより高度な機能を必要とする企業やユーザーのために、Money Buttonは使い勝手が良く、かつ機能豊富なパッケージになるように機能をまとめています。

「企業側から見ると、Money Buttonは企業がブロックチェーンに関与するための方法であり、企業をそれぞれのビジネスに集中できるようにするものです。

我々が行なっていることは、企業をブロックチェーンにマッピングする際のすべての技術的な問題を解決することで、エンドユーザーが行わなければならないことは、支払いを行うためにMoney Buttonをスワイプすることのみです。」

管理可能なマイクロペイメント

エンドユーザーとしてMoney Buttonを操作するのに必要なことは、ビットコインSVウォレットを開設したり、Paymailアドレスをユーザーに割り当てたりするアカウントの登録のみです。実質的には、メールアドレスはユーザー間の直接的なピアツーピアのトランザクションの送受信を可能にします。

残高は外部のビットコインSV資金源からMoney Buttonに追加でき、その後、ウォレット内の選択された法定不換紙幣で表示されます。そこから、ユーザーはお互いに直接、取引を行ったり、Money Buttonが使用可能な企業と取引したりすることができます。支払いに必要なのは承認を行うためにMoney Buttonをスワイプすることのみで、Money Buttonウォレット内の残高から直接差し引かれます。

Money Buttonをアプリケーションやウェブサイトに組み込んでいる企業にとっては、Money Buttonウォレットが、アクセス、購読、購入に関連する有料機能を有効にしながら、ログインに添付されたサインイン資格情報として機能することで、総合的なユーザーエクスペリエンスを提供できるというさらなる利点もあります。

「我々が行っていることは、ユーザーをこのテクノロジーへ導入ことで起こりうるすべての障害を排除する方法を作り出すことです。つまり、Money Buttonへのサインアップ、BSVの取得、BSVのアプリケーションでの使用に必要な手順の数を減らし、できる限りゼロに近づけることを意味します。これは、常に我々のビジネスの最重要事項です。」とCharles氏は言います。

「企業にとって、Money Buttonで得ることができる機能は非常に洗練されたものですが、エンドユーザーにとっては、単にボタンをスワイプし支払いを行うという、とても簡単なものです。」

「現在、Money Buttonを使用している企業が十分に存在しているので、我々は、企業にとっての最重要優先事項と必要な機能について、いくつかの重要な見識を得ることができました。」とCharles氏は説明しています。

「来年頃に、我々はMoney Buttonをビジネスでさらに使いやすくするための多くの新機能を構築する予定です。Money Buttonは、エンドユーザー側の視点からは何の変化もありませんが、さらなる価値を生み出すために追加された新しい機能を備えた企業の継続的な成長が見られることでしょう。」

これらの新機能の最新版は、4月にInvisible Money Buttonとして明らかにされました。これは、ユーザーのための自動支払いを承認したり、支払いのカスタムルールを作成したりする方法で、ユーザーのためにMoney Buttonをスワイプする権限を企業に効率的に付与します。この機能により、ユーザーが毎回手動で支払いを行う必要がなくなり、企業は、定額課金制のコンテンツモデルなどの高品質な商用のユーザーエクスペリエンスを作成することができるのです。

「スワイプベースのインターフェースは、ほとんどのユースケースで最高のユーザーエクスペリエンスを実現するように注意深く設計されていますが、すべての場合において最も使いやすいとは限りません。

Invisible Money Buttonでは、ボタン自体が画面上に表示されることは決してありません。これにより、ソーシャルメディア上でのマイクロペイメントやメッセージアプリの使用、さらにはブロックチェーンへのデータアップロードなどといった、よりユーザーフレンドリーで高性能なアプリケーションの作成が可能となるのです。」とCharles氏は説明しています。

ビットコインSV上に構築

「Money Button自体は、Yoursと呼ばれる異なるプロジェクトから誕生しました。当初、我々は使用料が高額になるまでBitcoin Coreを使用していました。つまり、当時、我々はBitcoin CoreからLitecoinへ切り替える必要があったのです。」とCharles氏は説明しています。

「このことが、我々がどのようにビットコインに関するブロックサイズの議論に参加するようになったのかということです。大きなブロックを持ち、オリジナルのプロトコルを使用することがこれから先の正しい道筋であることは非常に明確だったので、我々はビットコインSVを選択したのです。」

未だコンセプト段階であるものも含め、その他のブロックチェーン上に構築した多大な経験を携え(Charles氏は、Redditがオリジナルのデジタル通貨プロジェクトを遂行している時に雇われた最初のエンジニアです)、Charles氏はビットコインSVの開発の可能性について主張しています。

「ビットコインSVの主な利点は、非常にシンプルです。それは、ビットコインSVが固定されたプロトコルであり拡張できるということです。企業にとって知る必要があるのは、これだけです。

より技術的な視点から見ると、ブロックサイズに上限はないものの、企業がインフラを構築し、トランザクションを行いまたは検証する方法は、並行してパイプライン方式で行うことができます。ビットコインは、実世界で行われるの分散型の計算・保管・送信とまったく同じように設計されていて,本質的にスケーラブルですが、他のブロックチェーンはそうではありません。」

しかし、 Money Buttonの発展を可能にしたのは、基盤となっているビットコインSVプラットフォームの恩恵だけではなく、デジタル通貨を使用している企業の成長を続けるエコシステムなのです。

「ビットコインSVに移行以来、約130万回のボタンのスワイプが行われました。つまり、人々が支払いを行うためにマネーボタンを130万回使用したということです。Money Buttonを通じて1,000万ドルを超える支払いがあり、金額が飛躍的に上昇したことで、数字は確かに見栄えが良くなっています。

既にMoney Buttonを使用してユーザーがアプリ内で支払いをすることができるようにしているか、もしくはブロックチェーンにデータを書き込んでいる150以上もの企業が存在します。それらの企業はすでに強力な活動を行っているグループですが、途方もない成長が予測できます。ビットコインSVを使用している企業のエコシステムは急速に成長しており、そのことはMoney Buttonにとって良いこと以外のなにものでもありません。」とCharles氏は締めくくっています。

ケーススタディ:HandCash

ケーススタディ:HandCash

スペインの開発チームが、デジタル通貨をよりアクセスしやすく日常生活の一部となるよう取り組んでいることによって、HandCash「あなたが人に推薦出来るビットコインウォレット」と謳われるビットコインSVエコシステムサービス全体に亘る直感的なユーザーエクスペリエンスによってその他のウォレットと差別化されています。

「私たちは初日からビットコインをすべての人にとってより魅力的なものにするために努力してきました。」とHandCashの共同創設者兼CEOであるアレックス・アグート氏は言います。

「私たちを特別なものにしていることの1つは、製品の使いやすさです。私たちは最初のセットアップから、シンプルなユーザーインターフェイスとポジティブなユーザーエクスペリエンスを提供することに真剣に取り組んできました。簡単で信頼出来る、これこそがHandCashが好まれる理由です。」

HandCash製品は、ビットコインSVブロックチェーンと相互作用するためのさまざまな方法を提供し、HandCashウォレットは、エンドユーザー向けのシンプルながらも機能満載のアプリケーションを提供します。一方、HandCash Connectは、ビットコインと自社製品との統合を検討している企業や開発者向けのツールを組み合わせたものです。

「マイクロペイメントのおかげで、暗号化やトークン化などの機能だけでなく、ビットコインが可能にする新しいビジネスユースケースがたくさんあると思います。また、この技術は多くのオプションを可能にします。」とアグート氏は説明します。

「しかし、ビットコインを開発者と消費者にとってアクセスしやすいものにする必要があります。HandCashは、ビットコインの開発者および消費者双方にとってユーザーフレンドリーなソリューションであり、これまで以上に使いやすく統合しやすくなっています。

消費者サイドでは、HandCashウォレットは、P2PトランザクションにビットコインSVネットワークを活用しようとしている消費者に簡単なエントリーポイントを提供します。しかし、HandCashがビットコインを使用することで差別化させたいのは、決済インフラストラクチャを完結させるビジネスツールにおいてです。

「誰もビットコインを使ってVisaを超えるものを作ろうなどとしないのは明らかでした。Visaには巨大な基盤、強力なマージン、優れたビジネス力があるのでそれは不可能なことでした。」とアグート氏は述べています。

「ビットコインがVisaに勝るのは、マイクロペイメントにおいてなのです。Visaには、国境を超えた費用対効果が高いマイクロペイメントを提供することは出来ませんが、我々にはそれが出来ます。これこそが、我々が得意とするアプリ用のマイクロペイメントなのです。」

ビジネス向けビットコイン

「HandCash Connectは、ビットコイン上にすべてを構築するための高速で順応性のあるソリューションです」と、HandCashのCTOであるRafael Jiménez Seibane氏は説明します。

「HandCash Connectは、ビットコインをバックエンドに統合するソリューションで、これによりあらゆるプラットフォーム上で完全に自由に構築することができますが、さらに重要なことは、ネイティブアプリを構築できるということです。」

HandCash Connectツールキットはオールインワンのソフトウェア開発キット(SDK)であり、ビジネス向けの6つの新しいブロックチェーンベースの機能:即時決済、約束された決済、ID、ログイン、ブロックチェーンデータ、所有権を有効にします。

「これらのさまざまなモジュールのいずれについても必要なのは、非常に単純なスニペットだけで,これは平易な英語にごく近いものなのです。SDKを使用したい開発者はビットコインを学ぶ必要がなく、自身のアプリの構築に集中することができます。」とSeibane氏は言います。

「事業者はビットコインを自社の製品に使うためにプログラマをビットコインやビットコインスクリプトについて再教育する必要はありません。HandCash Connectによって、独自のプロジェクト構築に集中することが可能となります。開発者は開発者が成し得る最高の製品を作り、後のことは私たちが対応します。」

新しいデジタルビジネスモデルを可能にするプラットフォームとしてビットコインを使用することは、HandCashが提供する価値のなかでも最も重要な点を証明しています。それ自体は、まったく別の製品を開発するときに創設者によって特定された市場のニーズに基づいています。

「マイクロペイメントまたはビットコイン決済を追加するためのアプリケーションにプラグ・アンド・プレイできる既製のSDKや一連のAPIがなかった2015年に[ビットコインの決済をアプリに統合しようとした]私たち自身の経験があるので、これは非常に重要なイニシアチブだと思います。」とアグート氏は説明します。

「企業は自社製品にビットコインを使用するために、プログラマーにビットコインまたはビットコインスクリプトを学習させて再教育する必要はありません。HandCash Connectでは教育の必要がないため、API呼び出しを使用してインフラストラクチャに接続するのと同じくらい簡単になりました。」

最初にHandCashを考案したとき、我々のチームは特定のブロックチェーンまたはプラットフォーム専用の製品を開発するのではなく、エンドビジョンを実現する製品の構築に取り組んでいました。しかし、料金体系や競合するブロックチェーンの予測可能性の欠如という問題によって、ビットコインSVが実行可能なソリューションを提供する唯一のオプションであることが明らかになったのです。

「ビットコイン[コア]で私たちが抱えていた問題とは、そのどうしようもない料金でした。全く信頼することができず、それが大きな問題だったのです。ビットコインSVを使用すると、ネットワークが今日とまったく同じように明日も機能することがわかります。しかし、料金がほぼ同じであることで真に信頼できるということが私たちにとっては最も重要なことなのです。」とアグート氏は言います。

「ビットコインSVでは、コードが非常に優れており、うまく機能し、拡張性があります。しかし、1番優れていることはプラットフォーム上の有意義な開発およびノードをより良く機能させているビジネス環境だと思います。これは、この環境が長期的に真剣に受け止められていることを企業に示すために非常に重要です。」