スーダン初の「国家再構築のためのブロックチェーン技術」をテーマとしたブロックチェーンサミット&ワークショップのすべて

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By Jamie McKane Published: 5月 18, 2021
Jimmy Nguyen speaking at the 1st Sudan Blockchain Summit

スーダン電気通信デジタル変革省からの招聘および後援により、BSVエコシステムの「Blockchain for Government Initiative」(政府のためのブロックチェーンイニシアチブ)が2021年4月にスーダン共和国の首都ハルツームを訪問、現地の官僚と共同で同国初となる「ブロックチェーンサミット&ワークショップ」を開催しました。

同イベントは、4月8日~9日にかけハルツームのアルサラームホテルで開催され、ブロックチェーン技術がより優れたデジタルインフラストラクチャを構築し、多様なユースケースを通し国内経済を発展させる方法を学ぶため、政府関係者、事業家、大学生が参加しました。

イベントでは、 ビットコインSV(BSV)業界やブロックチェーンビジネスのリーダーが講演し、各有識者がブロックチェーン技術の多彩な側面およびスーダンのDX(デジタルトランスフォーメーション)における潜在的な活用方法を提示することとなりました。

Blockchain for Government Initiativeからの使節団は、Bitcoin Association創設者兼会長であるジミー・グエン、およびスーダンで生まれで現在はサウジアラビアで活動するBlack Stone Data Solutions社の共同創設者であるアーメド・ユウシフ氏が代表しました。

使節には他に、次のメンバーが名を連ねています。

  • ムハマド・サルマン・アンジュム – InvoiceMate社チーフメート兼中東・南アジア(UAE/パキスタン)BSVハブ責任者
  • モハメド・イブラヒム・ジェガ – Domineum Blockchain Solutions社(ナイジェリア)共同創設者
  • ステファン・ニルソン – UNISOT社およびAbendum社(ノルウェー)最高経営責任者
  • ロバート・ライス – Transmira社(米国)CEO
  • フィリップ・ルニアン – Veridat社(米国)マネージングパートナー
  • パトリック・プリンツ – Bitcoin Association(スイス)ヨーロッパ担当リージョナルマネージャー兼オペレーション責任者

内容の深いプレゼンテーションが行われ、対話の機会とパネルディスカッションが設けられる中、参加者である政府関係者、事業家、学府代表からの多くの質問に講演者が応えました。

スーダン初の 「ブロックチェーンサミット&ワークショップ」は大盛況のなか成功を収め、同国の政府と市民に(デジタル通貨や投資資産としてだけでなく)データネットワークとしてのビットコインの世界、そしてDXによる世界規模の最先端イノベーションへの移行においてブロックチェーン技術がもつ潜在的可能性について、より深い見識をもたらすこととなりました。

 

 

スーダンへのブロックチェーンの導入

スーダンの電気通信DX大臣であるハシム・ハサブアルラズール・ハシム氏がサミットの開幕を宣言し、アーメド・ユウシフ氏およびジミー・グエンが続いて登壇しブロックチェーン技術を紹介、スーダンにおける活用の潜在的可能性についてアイデアを提示しました。

ユウシフ氏は、現状スーダンは世界のインターネットエコシステムの「辺境」となっている中、ブロックチェーン技術を導入することで世界のテクノロジーリーダーとしての地位につく可能性を説明しました。

「インターネットの普及はまず中心で起こり、そして現在スーダンや発展途上国がある辺境へと普及していきました。」とユウシフ氏は述べています。

「そこで得られるものは、インターネットからのデジタルのチリです。そのスピードはわずかなものです。テクノロジーの余り物しか得られていません。普及が起こった中心地ではないからです。」

同氏は、スーダンがこのエコシステムの辺境である一方、ブロックチェーン技術を採用することで、現状のテクノロジーのエコシステムの中心地からはるかに離れた国々の可能性を飛躍させ、テクノロジーにおける競争力強化を実現できるとも述べています。

「ブロックチェーンには、辺境の地に可能性をもたらし、スーダンを世界のテクノロジーリーダーとしての地位に引き上げるポテンシャルがあるのです。」とユウシフ氏は語りました。

グエンからは、ブロックチェーン技術の概要を説明し、BSVベースのソリューションの潜在的用途について語りました。

また、BSVブロックチェーン上に構築され急成長する事業者とアプリケーションのエコシステムの成長を推進するBitcoin Associationの役割 に加え、政府および事業が活用するソリューションの展開におけるプラットフォームの候補としてこのブロックチェーンの持つ強みも説明しました。

ビットコインSVは、元来のサトシ・ナカモトによるオリジナル・ホワイトペーパーで描かれたビットコインに最も近い形のブロックチェーンです。そのため、低いトランザクション手数料、高いスループット、無制限のスケーリングそしてあらゆる機能に対応できるスクリプト言語を備え、信頼性と安定性の高いプラットフォームで稼働するものとなっています。

グエンはまた、ビットコインそしてブロックチェーンのポテンシャルについてさらに深く学びたいと望む聴衆に、 サトシ・ナカモトにより2008年に発行されたビットコインのオリジナルホワイトペーパーを読むことを推奨しました。

スーダン国家情報局(National Information Center、「NIC」)の局長であるイブラヒム・バキット氏により、スーダンの政治経済情勢の背景が説明され、同国でのDXを実現するに上での課題とその対処法について指摘ました。

「我が国のエコシステムでは重大な課題を抱えています。スーダンには優れた人材がいるものの時代遅れのテクノロジーに問題があり、ブロックチェーンはその一部を緩和する重大な役割を担うことができると考えています。」とバキット氏は述べました。

加えて、スーダンにとって克服が必要な主な障害となっているのは、本人確認情報のデジタル化および住民登録情報と各地域の地理情報との統合であるとも話しています。

「あらゆる変革の出発地点は、本人確認情報のデジタル化です。この国の国民の情報をデジタル化し、居住地、職業、就業地を把握することができなければ、つまり、地理情報に基づいた人口把握ができなければ、何も始めることはできません。これが最も大切なことです。」

Bakhit氏は、ブロックチェーンに支えられた住民登録管理の持つ潜在的なメリットに加え、スーダンで活用でき得るブロックチェーンのユースケースを称賛しました。

 

 

スーダンにおけるブロックチェーン

ムハマド・サルマン・アンジュム氏は、ブロックチェーン技術の潜在的な活用方法、それにより実現できること、できないことを深く掘り下げ、この技術の多くの点が誤って認識されていることを説明し、その活用方法に関してよく見られる誤解を正していきました。

サルマン氏は中東・南アジアのBSVハブ責任者であり、InvoiceMate社のチーフメートでもあります。同社は、より強化された不正防止策を提供する次世代自動化プラットフォーム、および既存のシステムおよび会計業務を、来たる時代が要求するデジタル資産および通貨との相互運用可能性に対応させるAI活用サービスの提供を行っています。

三式簿記システムとしてのブロックチェーンのユースケースは、次世代請求業務と会計処理にとって理想的な手法の候補であり、サルマン氏はInvoiceMateプラットフォームを通してその実現を目指しています。

同氏はブロックチェーンが解決できる問題、分散型台帳システムの利点、悪意あるものからの脅威を軽減できるその方法について語りました。

サルマン氏はまた、ブロックチェーンテクノロジーの持つデジタル通貨として、そして事業(エンタープライズ)としての2つの側面についても言及しました。

「ブロックチェーンはコインのようなもので、2つの側面があります。1つは暗号通貨としての側面であり、もう1つが事業(エンタープライズ)としての側面です。

どちらも等しく重要であり、片方を採用しなくても、もう片方を活用することができます。」

ブロックチェーン技術の事業における活用の潜在的可能性についてサルマン氏は、ガートナーによる調査に言及しました。同社の調査では、ブロックチェーン技術により最も恩恵を受け、かつ最も多くの採用事例を観る分野は公共部門であるとされています。また、将来ブロックチェーン技術の大規模な採用を行うのはテクノロジーおよび金融サービス業と見られているとも述べました。

ブロックチェーン技術の公共部門での採用に関してサルマン氏は、住民登録管理をデジタル化し、BSVブロックチェーンをデータ構造として採用して行政上必要な分析を行うことで、運用上大きな効率性が実現されるとしています。

サルマン氏は、アーメド・ユウシフ氏、資本市場の有識者であるAbdelazim Alamawy氏、スーダンの経済学有識者であるFaroug Kamberisi氏とのパネルディスカッションの議長も務めました。

パネル参加者はスーダンにおけるDXの状況および同国の将来に向けたプランについて話し合い、同国のデジタルによる進化においてブロックチェーン技術が果たす役割の大きさについて議論しました。

サルマン氏は、スーダンのDXへのアプローチがブロックチェーンを活用して旧来のテクノロジーを大きく進化させ、他の多くの国に追いつき追い越すことを実現できるであろうことを強調しました。

「スーダンには、大きくリープフロッグするチャンスがあります。テクノロジーおよびDXの世界で特に起こり得る、『リープフロッグ』がありえます。

テレコム業界での類似例を挙げるなら、3Gから4Gを経ず直接5Gに跳躍するように、となります。同様に、我々には今、DXが必要なのです。2005年や2010年のツールを用いるのではなく、今日のテクノロジーを用いてDXに取り組むべきです。そうすることでより力を得、今後よりサステナブルなものとなり、その事自体がメリットとなります。」

 

 

ペイメントとスマートシティ

多くのアフリカ諸国は、最先端の金融・テクノロジープラットフォームを採用し、Domineum Blockchain Solutions社の共同設立者であるモハメド・イブラヒム・ジェガ氏がクロスボーダーペイメント及び大陸をまたいでのデータマネジメントを直接実現したように、その成長を大幅に加速する事のできる絶好の立ち位置にあります。

同氏はスーダンブロックチェーンサミット&ワークショップで、同氏の企業がアフリカ諸国の政府とデータ管理の改善に取組み、より優れた越境トランザクションを運用するため世界中にクロスボーダーペイメント・ソリューションを展開したことを説明しました。

さらに、ブロックチェーンは現在頻繁に取り上げられる言葉となっているものの、フィンテックと公共部門でそのあり方を変える真のポテンシャルとして、関連業界により理解され活用される必要があるとも付け加えました。

「運命は、自らの力できりひらいでいくべきです。私達の抱えるデジタル問題を解決するため、テクノロジーをどのように利用していけるのかを理解することがとても重要になります。」とジェガ氏は述べています。

UNISOT社そしてAbendum社の最高経営責任者であるステファン・ニルソン氏は、ブロックチェーン技術が会計業務とサプライチェーンにおける実践が、不正や2001年に起こったエンロンのスキャンダルのようなリスクをどのように軽減できるかを参加者に説明しました。同氏は、複式簿記による会計が長年採用されてきたものの、不正や共謀に対して脆弱なままであると述べています。

Abendumが使用するソリューションは、誰もが信頼できる真実の情報源 (The Universal Source of Truth)としてブロックチェーンに依拠する三式簿記の実践であり、こうした不正が起こることを防ぐものとなっています。

「我々が実践するのは、虚偽の請求業務に対する安全策です。三式簿記では、監査にかかるコストを50%~80%削減し、場合によってはそれ以上の削減も可能です。」とニルソン氏は述べています。

「さらに、企業内での資金洗浄防止に関するコンプライアンスも強化することになります。この製品を持って実現したいのは、会計士とCFO(最高財務責任者)のためだけでなく、企業の役員会全体にとっての安心です。」

スーダンブロックチェーンサミット&ワークショップのもう1つのハイライトは、スマートシティとインターネットに接続された公共エコシステムを実現するためのブロックチェーン活用について言及した講演者の数でした。

Transmira社の最高経営責任者であるロバート・ライス氏は、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの最先端テクノロジーをブロックチェーンおよびIoT(モノのインターネット)のアーキテクチャと組み合わせ、スーダンのデジタル移行を支えていけるかについて語りました。

「この点に関し、AR、VR、IoTなどの新テクノロジーを用いて誰もがアクセスでき、とても簡単に活用できるようにするための非常に多彩なチャンスがあります。」とライス氏は述べています。

「私が大きく期待しているものの一つに、この未来のテクノロジーをどのようにして今日アクセスしやすくかつ実用的なものとし、他の国がこれら新テクノロジーを採用するより早くスーダンを世界レベルの国家に格上げしていくか、ということがあります。このことについてこの場で私の見識を皆さんと共有し、未来に目を向けていけることをとても光栄に思っています。」

さらに同氏は、ブロックチェーンはこれらすべての適用に必要な基盤であると付け加えました。これは、ブロックチェーンが使用しているデータが真で、有効で、信頼できるものであることを保証するためです。

イベントの2日目も、ブロックチェーン技術を活用したスマートシティ、サステナビリティに関するソリューション、IoTネットワークに特化したセッションが設けられました。このセッションはジミー・グエンが司会を努め、WeatherSV社の創設者であるポール・キアリ氏、Predict Exology社のCEOであるダニエル・キーン氏、Smart Systems社のテクノロジー部門責任者のブレット・アンケティル氏がリモートで参加しました。

ディスカッションの議題は、スマートシティに必要なブロックチェーンのスケーリングに関する懸念からスマートシティにおける気象モニタリング運用でのブロックチェーン実装のケーススタディまで、多岐にわたりました。

ビットコインSVのもつ無制限のスケーリング能力およびその確固たる信頼性は、こうしたしばしば重大性を持つ運用における実装の有力な候補として、パネリストはそれぞれブロックチェーンの持つスケーリング能力とその成長を続けるエコシステムへの確信を表明しました。

ムハマド・サルマン・アンジュム氏は、IoTとブロックチェーンを組み合わせることで、旧来のインフラストラクチャに基づいた既存のサービスを超越する可能性のある、新しくかつ期待に満ちたソリューションを生み出せることについてプレゼンを行い、ディスカッションをまとめました。また、スマートシティがいかにブロックチェーンを利用して信頼できるデータを生成し、それに基づき機能できるかについても言及しました。

「スマートシティには情報資産が備わっており、それを運用管理する必要があります。つまり、トラッキング、モニタリング、トレーシング、そして時にはマネタイジング(収益化)であり、このすべてがブロックチェーンで可能になるのです。」とサルマン氏は述べています。

 

サプライチェーンヘルスケア

サプライチェーンマネジメントは、ブロックチェーン技術により驚くべき効率性の改善が可能な分野となっています。

この点については、モハメド・ジェガ氏が再び登壇し、いくつものケーススタディについて紹介しました。ここでは、Domineum社がデータソリューションの実装によりシエラレオネで貨物のトラッキングを改善し、地域におけるロジスティクスの効率性と権限を大きく改善した事例を紹介しました。

ステファン・ニルソン氏により、UNISOTのサプライチェーンソリューションが説明され、ブロックチェーンベースのサプライチェーンマネジメントが業界で見られる既存システムによる無駄を大きく減らすことが述べられました。

「今日我々が直面している大きな問題は、企業同士の対話または情報のやり取りが十分でなく、これが非効率性につながっていることです。今日のグローバルサプライチェーンは、いわゆる全体効率が20%にも達していません。」と同氏は述べています。

「80%は無駄であり、これが今日の世界経済が停滞し本来あるべき姿で加速されない理由となっています。」

BSVブロックチェーンのように、公に検証可能な真実の情報源は、業界参加者が独立して情報を検証できるようにすることでこの非効率性を大幅に削減でき、さらに商品の循環に関する情報の安全性を保つことができるのです。

ヘルスケア分野でも同様の問題が見られ、サミットの複数のセッションでもフォーカスされました。またこの話題は、新型コロナウィルスのパンデミック、アフリカで急増する偽薬により、発展途上国には関係が深いものとなっています。

ヘルスケアとブロックチェーンのセッションでは、Veridat社のマネージングパートナーであるフィリップ・ルニアン氏、EHR Data社のチーフサイエンティストであるRon Austring氏、VXPass社の創設者であるザカリー・ワイナー氏が誤った医薬品データの危険性とブロックチェーンによる当該問題の防止策について提示しました。

ルニアン氏は、BSV上に構築されたVeridat社の医薬データモニタリング製品であるBenchは、リアルタイムで発生する試験および修正活動を改変不能なBSV台帳に記録し、データの正当性を確固たるものとすることで生み出されたものであると述べています。

「医薬品の試験と製造過程で用いられるシステムが大量でありかつ個別に散らばったものであるため、Benchは軽量かつ相互運用可能なものとなる必要がありました。このサービスはビットコインSVブロックチェーンと相互作用し、バックグランドで静かに動作するものです。」とルニアン氏は話しています。

Austring氏は、EHR Data社が健康関連の電子情報が患者情報をセントラルデータベースで安全かつ集中的に保管することで、処方やその他の発生し得る誤りを避けることを目指していると話しています。

「当社が目指すのは、グローバル電子ヘルスケア情報記録を実現することです。当社はグローバルワークフローエンジンにも取り組んでおり、プロバイダーと当社の中央データベースで発生する情報の編集などの際に、薬物相互作用や患者の遺伝子を薬品と照合することで、医師の処方通りの投薬に基づく医薬品の適切な効能を確かなものとできます。

ワイナー氏は、VXPass社におけるブロックチェーン上に構築されたワクチントラッキング・プラットフォームの開発状況を紹介し、この種のサービスの開発において唯一採用できるのがビットコインSVであったことを説明しました。

「当社が市場に提供できる価値は、ビットコインSVによって提供されるインフラストラクチャがあってこそ成り立つものです。このアプリケーションはバックエンドサーバーで稼働するものではなくチェーンに直接書き込むもので、当社はほぼプレーンテキストのJavaScriptをチェーンに書き込むことで、研究者がこのデータにアクセスしやすくしました。」とワイナー氏は述べました。

ワイナー氏はスーダンブロックチェーンサミット&ワークショップで、ワクチン接種の実施管理をビットコインSV上で行うことについてVXPassがレソト王国政府と提携し、期待あふれる世界初の実例となったことを発表しました。

ルニアン氏は、スーダンを含めアフリカに出回るワクチンおよびその他薬品の偽薬の危険性を強調し、不正薬品に対処するためにブロックチェーンベースのソリューションが必要であると主張しました。

こうした課題に加え、イスタンブールにあるUNDP支部HIV医療チームのリーダーであるエルファルディ・アブデルラヒーム氏が説明したように、スーダンは同国の新型コロナウィルスワクチンの接種実施について数多くの障害を抱えています。

アブデルラヒーム氏が提唱したHealth Chain(ヘルスチェーン)は受賞歴がある、ブロックチェーンベースのサプライチェーンマネジメントシステムです。また、スーダンが新型コロナウィルスワクチン問題に対応し、ブロックチェーンから得られる高精度の情報に基づきワクチン接種後の経過分析を行うため最先端のテクノロジーの活用法について見識を提供しました。

 

 

ブロックチェーンがスーダンのDXのカギ

スーダン電気通信デジタル変革大臣であるハシム・ハサブアルラズール・ハシム氏はBitcoin Associationに対し、ブロックチェーン技術は同国のDXの行く末において重要な役割を果たすだろうと述べました。

「我々は、政府をマニュアルからデジタルに変革し、より効率的、よりスマートで、より透明性のあるものにし、Xのための国家戦略の策定に取り組んでいます。」と同氏は述べています。

「政府の多様な部門において、ブロックチェーンが活躍することが明確に見て取れます。デジタルIDはその一つとなります。他にも、ファイナンシャル インクルージョン、デジタル認証など、多くがあります。こうしたものは、ブロックチェーンから得られる恩恵の一例に過ぎません。」

「私たちはこの国でこのテクノロジーを最初に導入し、リーダーとなることを期待しています。そうすることで、安全で真のデータに頼ることができるようになるからです。」と同氏は述べています。

サミットおよびワークショップを通して、パネリストと講演者は急成長するブロックチェーン産業の可能性について強調し、テクノロジーに関心を持つすべての人にビットコインの学習を始めることを勧めています。

企業によるブロックチェーンの採用についても語られ、企業は将来を見据えた戦略にブロックチェーンベースのソリューションを取り込み、そうしたソリューションの実装方法について明確なアイデアを持つべきであることが述べられました。

Bitcoin Association創設者兼会長であるジミー・グエンは、ブロックチェーン技術はまもなく政府や金融業界から法曹界や保険業界まで多くの産業において多大な力を持つようになり、また各分野で求められるスキルが異なるブロックチェーンエコシステムには多彩な就業機会が生まれると述べました。

グエンは、ブロックチェーン技術およびビットコインSVの背景にあるビジョンを繰り返し言及し、テクノロジーの無制限の活用可能性を強調してイベントを締めくくりました。

「ブロックチェーンは、分散型台帳、時間を超えて繋がったブロックに収集されたトランザクションにより、インターネットペイメントの再構築の手段をもたらしました。しかしこれらのブロックは、ペイメント情報以上のものを記録できます。デジタル時代に最も価値を持つ商品、データを記録することができるのです。」とグエンは述べています。

「そしてここにはブロックチェーンおよびビットコインSVのより壮大なビジョンがあります。あらゆるデータと金銭の流れが単一のプロトコルに格納され、事業者と公共部門での活用を可能にするというものです。単一の公開台帳(パブリックレッジャー)で情報としての財産がトレースされ、サイロ化したデータを使用しやすいデータにブレイクダウンしていきます。あらゆる資産、所有権、我々の住む地球のサステナビリティのすべてのトラッキングを可能にする台帳となるのです。単一のシステムにより、我々の住む都市をよりスマートに、より強靭にし、より充実した医療を実現するのです。」

「これらすべては、より強力で透明、かつ効率的な単一のネットワークでデータを管理運用することから始まります。これは、ベトナム、オーストラリア、南アフリカ、イギリス、アメリカ、サウジアラビア、UAE、ナイジェリア、そしてスーダン、どこからでもありとあらゆるものをすべての人とつなげるものであるべきなのです。」