Jan Smit – Bitcoin Association アンバサダープロフィール:オランダ

By Alex Speirs Published: 4月 23, 2020
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Bitcoin AssociationはベンチャーキャピタルファンドであるTwo Hop Venturesの共同設立者であり、オランダのBitcoin AssociationアンバサダーであるJan Smit氏と会談し、ブロックチェーンビジネスへの投資展望、オランダでの現状、そしてなぜ彼のファンドがBSVのスタートアップに絞って活動するのかについて議論しました。

技術への傾倒を自認するJan Smit氏はユニークな経歴と共にビットコインに取り組むこととなりました。大学では物理を専攻したSmitはマネジメントコンサルタントとして実業家に転身しました。

「最終的に、プライベートエクイティファンドの投資顧問に特化した会社であるBain & Companyのコンサルタントになりました。それ以来、この業界でキャリアを築くことになりました。」とSmit氏は言っています。

「デジタル通貨とブロックチェーン技術については非常に興味を持っていたので、この業界で投資を行うファンドに加わる機会につながりました。そして現在のビジネスパートナーであるAlexと会うことになりました。」

Two Hop Venturesは、Smit氏および前Cyber Capital ブロックチェーンアナリストであるAlex Fauvel氏が共同で2018年の夏に公式設立されています。

「当社はビットコインSVに特化して投資を行うベンチャーキャピタルファンドです。当社は伝統的ファンドであり、デジタル通貨や類似のものには投資しません。伝統的な投資家による伝統的法定通貨のみ扱い、長期的に見てBSVエコシステムにおいて重要な役割を持つと考えるスタートアップ、そしてスケールアップのエクイティに投資しています。」とSmit氏は語ります。

「5~6年にわたり、当社は価値を認められた事業に価値を提供できたと思いますし、それらの投資をより高い値段で売却し投資家の満足を保っています。これこそが当社のビジネスの究極の目標です。」

こうした結果が出るまでは、長い道のりがありました。しかし最初の2年間、Two Hopはその目標達成に向けて大きな前進を果たしました。

「ファンドを設立するのは困難でした。法的手続き書面を揃え、パートナーを探し出し、ファンド管理者を探し、銀行口座を開設する ―これは今でも,ブロックチェーン企業として見られると非常に困難なのです。やることは山ほどありました。」とSmit氏は言います。

「しかしこれらは、チームの先にいる投資家の信頼を勝ち取るため、リターンをもたらすためのプランと共にアプローチすることに比べれば比較的たやすいことだと言えます。当社の顧客となるのはプロの投資家であるため、これこそがチャレンジとなります。法的には最小€100,000の投資が必要ですが、当社は最小€250,000のコミットを要求します。

2019年に最初の配当をもたらし、Two Hopは主要なマイルストーンを通過しました。CoinGeek:2020年2月 – ロンドンカンファレンスでは更なる目標達成の確約を発表しています。

「ファンドは昨年11月に初の信託終了を迎え、すべてのファンドにとって極めて重要な瞬間となる時を経験しました。」とSmit氏は説明します。

「その後CoinGeekでは、当社が投資対象とする完璧なまでの好例ととらえるCentbeeに投資したことを喜びとともに発表しました。経験豊富であるにもかかわらず多様な能力を備えたチームを持ち、金融業界だけでなくビットコインと共に成長してきた開発者も抱えています。」

Smit氏は、これを皮切りに多くの信託が活発になることを期待しています。主流ファンドやブロックチェーンとデジタル通貨の分野で運営するファンドからの認知ですら低いビジネスへ投資を行う絶好の機会ととらえています。

「これ以上の機会はありません。チャンスが山のようにあるのです!これらの企業は今日のその姿をはるかに超えた価値を創造することを100%確信しています。」とSmit氏は言います。

「この価格レベルで購入できることは、歴史的に希少なチャンスであると言えるでしょう。」

 

Two Hopはサトシビジョンを選択

Two Hopが初めて構想されたのは2017年のことであり、2018年11月のビットコインキャッシュ(BCH)とビットコインSV(BSV)のハッシュウォーに先駆けてのことです。これにより、ビットコインSVがビットコイン当初のプロトコルによる独自チェーンで発展することになりました。もともと、Two HopはBCHブロックチェーンを採用したビジネスに特化して投資を行っていましたが、Smit氏によればBSVの台頭により、より優れた投資先となりました。

「元来、当社はビットコインキャッシュに意識を完全に向けていました。実際、フォークが発生すると発表された時点ではビットコインキャッシュに関するイベントの開催に尽力していました。」とSmit氏は言います。

「Alexと私はどちらも既に,管理を完全には否定しないというビットコインの側面に賛同していました。我々が求めていたのは、ビジネスがそれに基づいて構築され得る、日の目を見るチェーンでした。ビットコインSVの哲学が明確になった時、それは私たちの考えと合致するものであり、分岐を迎える際には我々はBSVに傾倒し、決して後戻りすることはなかったのです。」

Two Hopのような長期投資事業者にとって、グレーゾーンでの事業運営はオプションとしてあり得ません。不安定な運営環境による不確証性と規制の見通しは、企業にとって法規制に対し開かれることのないブロックチェーンを採用し開発を行うことは大きすぎるリスクでした。

「我々は、ビジネス自身がブロックチェーンに基づいた開発を望むべきであると考えますが、ビジネスとしてはすべてが地域的法規制や監督機関に適合する形で公明正大に,全てが明快に運営されることを望みます。」とSmit氏は説明します。

「これはビットコインSVの哲学そのものであり、ビットコインキャッシュのものではないことは明確だったため、我々にとって方向転換は容易なものとなりました。」

Smit氏は、2月に実行されデフォルトブロックサイズキャパシティを全体的に引き上げたビットコインSVプロトコルのジェネシスアップグレードについて、投資家環境にとって納得のいくものであったことを指摘しています。

「安定したプラットフォームであることは、企業にとって非常に推奨しやすくなるものでした。盤石なプロトコルを持つブロックチェーンであることを強調できたのです。オリジナルバージョンに戻るためには1つか2つの小さな変更があるでしょうが、それも盤石な基盤に基づいてのものなのです。」とSmit氏は語ります。

「これにより、ビットコインSVに基づいた技術に投資する際、機能し続けスケール拡大し続けるものであることに確証が持てます。より大きなブロックによってそれが可能になります。究極の組み合わせと言えます。」

そうしたスケール化の能力とBSVブロックチェーン上でのデータの確証性が合わさり、投資家にとって開発初期段階にある企業への投資を検討する際、長期的視野で十分価値があるものとなりました。

「分散型として正しく機能し、BSVに備わった特徴に匹敵するブロックチェーンは他にはないと思います。」とSmit氏は言っています。

「ブロックチェーンが分散型として正しく機能していない場合、何が起こるかはすでに知られています。その場合、少数の富裕層がその価値を独占してしまうことが起こるのです。これは決して望まれることではなく、またビジネスがその基盤とできるものでもありません。」

Smit氏にとって、これは有言実行していくべきことそのものです。Two Hop Venturesによる投資以外にも、ビットコインSVエコシステム内で巣だって行く企業に対し彼は個人的な投資も行っています。自信のある投資はやがて配当となって返ってくるのです。

「ビットコインSVには素晴らしいチャンスがあると考えています。」とSmit氏は語ります。

「新たな価値を創造し、世界に向けて提示していく過程そのものなのです。どこかしらの段階かにおいて、全ての人の注目を集めることが起こり、それ以降は常に注目の的となることでしょう。」

 

Bitcoin Association アンバサダー:オランダ

Two Hop Venturesでのフルタイムでこなす役職に加え、Smit氏はオランダのBitcoin Association アンバサダーとしても活躍し、オランダのビジネス界でビットコインSVを推進し普及させていく役目を果たしています。彼によれば、ブロックチェーン技術に関する関心はどんどん高まっているようです。

「オランダは非常に技術革新に長けた国です、」とSmit氏は語ります。

「ここには数多くのスタートアップが存在し、アムステルダムの街はブロックチェーンスタートアップが数多く存在するブロックチェーンの運河が張り巡らされていると言えます。運河の街には駐車スペースは多くありませんが、ビジネスとして一か所に集まることにより、より多くの駐車スペースを確保できるようなものと言えます。」

Smit氏は、国内ではブロックチェーン技術に注目すべき熱気が起こっている中、ビジネスそしてエンドユーザーにとってもより広範囲にわたる利用可能性があるとみています。

「オランダでは、ブロックチェーンの採用は平均より少し高いと言えると思います。我々が有利な点の1つは、すべての人が英語を話し、物事を理解するのがたやすいため、新技術は他のヨーロッパの国々よりもわずかに早く吸収されることでしょう。」とSmit氏は説明します。

「より多くのビジネスがブロックチェーンに投資をはじめ、非常に有用な適用例があることに気づき始めています。私が見た中で1つの例として、ロッテルダム港があります。そこで働くすべての人は、ブロックチェーンでチェックイン・チェックアウトを行い、防災部門が災害時の救出に役立てられるようになっています。」

ロッテルダム港のケースに見られるような公共部門など、大企業による採用はオランダでのブロックチェーン技術の交流を助長するに違いないでしょう。これはロッテルダムとオランダのブロックチェーンコミュニティにとって有益な流れではある中、Smit氏は既存の事業者にも構造的変革をもたらす政府主導の流れを認識しています。

「発展をスピードアップさせるであろう事の一つに、規制の明確さが挙げられます。特に、ブロックチェーン上での取引とそこで可能なことについてはなおさらです。」とSmit氏は言います。

「法に携わる人々は、ブロックチェーン上に情報があるということは何を意味するのかを理解し、判断基準に取り込み始める必要があります。」

このように、Smit氏はブロックチェーン技術とオランダのビットコインSVの将来を明るくとらえています。そしてその未来は、彼自身が作り上げていく心構えでいます。

「ブロックチェーンは役に立たないというオランダの人とはあまり話しません。そんなことはあり得ないのですから。」とSmit氏は言います。

「企業はそのポテンシャルに気づき、構築を始めています。全ての人の目に留まるようになるのは、時間の問題です。」