回想: 第1回BSVハッカソン

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By Alex Speirs Published: 6月 2, 2020
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第3回BSVハッカソンの参加登録が開始されており、コーディング・フェーズは6月23日からのキックオフが予定されています。この最新の大会に先立ち、Bitcoin Associationはここで過去2回のハッカソンを振り返ります。

2019年、Bitcoin Associationは開発者たちが高額賞金を目指し限られた時間の中でコーディングを競い合う大会である仮想ハッカソンを2回開催しました。ハッカソンの期間中、参加者には、包括的なテーマに従ってBSVブロックチェーン上のアプリケーションを設計するという課題が課されています。専門家からなるパネルによって選ばれた上位3組の応募者は、CoinGeekの主要なカンファレンスのうちの1つでそのアイデアを発表し、審査員によるスコアと観客の投票の組み合わせによって勝者が決定されます。

第1回BSVハッカソンは5月4日から5日にかけての週末に開催され、厳格に48時間に制限されたコーディング期間(第3回BSVハッカソンとは異なります。詳細はbsvhackathon.netをご覧ください)を経て、200人の開発者が計36のプロジェクトを提出しました。その中の上位3組は2019年CoinGeekトロント・カンファレンスでの発表会に招待され、3つの非常に特徴的なプレゼンテーションが総額400BSVのプールされた賞金を目指して争いました。その中の2つは、その後ビジネスベンチャーとしてシード期まで進んでいます。

 

1  UptimeSV (現在はbitping)

第1回BSVハッカソンで優勝し200BSVを獲得したのは、Dean Little氏、Brent Bevear氏、そしてJye Turner氏からなるオーストラリアを拠点とするチームが考案したパフォーマンスと稼働時間の分散型モニタリングサービスであるUptimeSVでした。

UptimeSVは、企業によるクラウドベースでの提供物とは異なり、自宅にインターネット接続を持つ実際の人々からデータを収集する点において既存のモニタリングサービスとは一線を画しており、実際のパフォーマンスをより良く表現しています。ユーザーは、BSVでの直接支払いと引き換えにクライアントのウェブサイトをモニターするアプリを使って、自宅のコンピュータやスマートフォンで簡単に自分用のモニターを作成することができます。

BSVハッカソンでの成功の結果、UptimeSVを創ったチームは、自分たちが獲得した賞金を今はbitpingとして知られているビジネスの創業のための資金として使用しました。本記事の執筆時点で、そのサービスは46カ国でアクティブな数百のノードを使用し百万回以上のテストを実施しており、またいくつかの有名企業がクライアントになっています。

彼らの沿革についてはbitping.com をご覧ください。

2 – TonicPow

第1回BSVハッカソンで2位になったのは、パナマのBitcoin AssociationアンバサダーであるAtilla Aros氏がLuke Rohenaz氏とAustin Rappaport氏を率いる3人からなるチームでした。彼らのプロジェクトであるTonicPowは、ピアツーピアの広告プラットフォームとして設計されており、ユーザーがビットコインSVでの直接支払いと引き換えに広告主にスペースをレンタルすることで、サイトの収益化を簡単に実現できるようにしました。

TonicPowシステムの美しさは、収益を開始するために必要なものはたった1行のコードのみというそのシンプルさにあり、ビットコインSVブロックチェーンのマイクロペイメント機能は、TonicPowがどのような規模においても効果的に動作するようにするために不可欠なコンポーネントになっています。

このプロジェクトは、インセンティブのあるURL短縮サービスを最近発表しており、直接的な収益化が可能となる紹介広告に焦点を当てた会社を設立するために動き出しています。

さらなる情報についてはtonicpow.com をご覧ください。

3 – Polyglot

Polyglot はニュージーランドを拠点とする開発者 Hayden Joshua Donnelly氏が発案し、メタネットとして知られる Bitcoin SV の上に構築された様々なプロトコルをナビゲートするための方法として設計されました。Polyglot によってユーザーは python を使用してBitcoin SV ブロックチェーンと様々な方法でインターフェース接続することができるようになり、BSV ブロックチェーンの開発に慣れていない開発者であっても簡単に利用できるようになりました。

3BSVハッカソンの参加登録の受け付けを開始しました。大会は6月23日に開始されます。詳しくは bsvhackathon.net をご覧ください。