NFTマーケットプレイスのMusicArtがイギリスでの象徴的規制要件コンプライアンスをクリア

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By Jamie McKane Published: 2月 17, 2022
MusicArt logo, UK House of Parliament as background

音楽アートワークのトークン化およびトレードに特化した、BSVブロックチェーン上で構築されたNFTプラットフォームであるMusicArtは、ロンドンに拠点を置く法律事務所であるGherson Solicitorsと提携しイギリスにおける資金洗浄対策(AML)規制に対応します。この前進により、同社はユーザーとの間の信頼を強めることとなり、規制監督の枠の外で運営される他の多くの世界中のNFTマーケットプレイスと一線を画すこととなります。

MusicArtの取り揃えるNFTはアルバムアートワークや音楽ポスターから歌詞カードまでのすべてを網羅するものとなっており、トークン化された書籍、雑誌、そして楽曲も取り扱う予定となっています。最先端NFTプラットフォーム業界内の法規制に関する環境は変化が激しい上に対応が難しく、同社がAML規制要件に準拠し続けるためにGhersonと提携した理由はそこにあります。

Ghersonは、MusicArtがイギリスにおけるAML規制のあらゆる面に準拠するように、法律および規制遵守のあらゆる面について助言を行いました。また、歳入関税庁にも、アンチマネーロンダリング監督対象として登録し、規制準拠状況を確かなものとしました。同社はまた、フィンテックおよびブロックチェーン業界の知見も活用し、MusicArtの運営環境に特化したポリシーと手続きの作成も行いました。

「MusicArtにイギリスのアンチマネーロンダリング法と規制への準拠についてのすべてを助言することは、非常に実りあるものとなりました。NFTは主要な市場にとって新しいものであり、独自に対応の必要な問題を取り仕切ることは、都度新しく、異なったものとなります。」とGhersonの知能犯罪・規制要件および調査部門の責任者であるトーマス・カッティー氏は話します。

「あらゆる新テクノロジーの実装で見られるケースですが、対象となる規制準拠の問題を網羅的に把握しなければなりません。今後、その革新的で環境に優しいプラットフォームによる、MusicArtの運営チームの成功を祈念したいと思います。」

Bitcoin Associationは、MusicArt共同創設者のピーター・ラパート氏に同社がイギリスAML規制に対応するまでの過程を伺いました。

 

非常に専門的な理解が求められる複雑なプロセス

Ghersonにより提供されたガイダンスは、ブロックチェーン、またNFTマーケットプレイスがこれまで長い時間を経て運用されてきたアンチマネーロンダリング関連の規制にどのように関係するのかに関する同社の深い理解に支えられたものでした。

「NFTマーケットプレイスの、イギリスのAML規制への準拠を確かのものとするには、特定かつケースバイケースベースでの、この革新的テクノロジーの特徴に関する専門的理解が要求される多段階の手続きが必要であり、これを該当の規制監督枠組みに当てはめ適用される規制を見つける必要があります」とラパート氏は説明します。

「ブロックチェーン技術の特徴と該当する規制に関する知識の両方への深い理解を組み合わせることで、Gherson Solicitorsの刑事訴訟・規制・調査部門はその専門的知見によりこの手続きにおけるMusicArtにとってのガイダンスとなり、関連するすべての規制への準拠を確実なものとしました。」

このガイダンスの始めの段階は、特にどのAML規制がMusicArt platformに適用となるかを判断することでした。

「これには、関係する特定のNFTについて専門的な分析が必要となり、また企業として果たす役割、そして管理する相互やり取りについても検証します。この業務は、同テクノロジーと規制要件を理解する企業によって支えられ、形作られたのです。」とラパート氏は話します。

適用となる規制要件が見つかったら、ポリシーと手続きを草稿する作業へと進みます。MusicArtが適用される規制でライセンスを取得し、歳入関税庁にもアンチマネーロンダリング監督対象として登録することも必要となりました。

この手続では、BSVブロックチェーン上でのトークンのミントのされ方および流通の仕方がMusicArtのポリシーと手続きにどのように反映されているかの検証や、申請ブロックチェーンベースの事業に存在するリスクへの対応などが必要になりました。

「新テクノロジーの性質と構造の両方に起因するリスクについて考慮し、ポリシーと手続きがこれらのリスクすべてに対応していることを確かなものとする必要がありました。基盤となるテクノロジーに関する網羅的理解により、以降Ghersonチームがコンプライアンスに必要なすべての実際の段階を取ることを可能にしたのです。」とラパート氏は説明します。

「MusicArtが公に対し関連規制に準拠していることを示すことで、他のNFTマーケットプレイスがたどるべき道筋の例としてだけでなく、今後NFT分野全体が確実に規制に準拠したものとなっていくことを示す例として、同分野にとって前向きな成功要因となることを期待しています。」

同氏は、ブロックチェーンベースの事業運営と規制要件の間での準拠を確実なものとすることへの取り組みは、新たに出現したものであり、テクノロジーそのものにおける経験と見識の薄さによってより難しい取り組みとなったと付け加えています。

 

BSVブロックチェーンの規制対応方法

BSVブロックチェーンが企業にとって魅力的である理由の一つに、規制に準拠しやすい設計であることが挙げられます。ラパート氏はこの点を認めており、台帳がもつ拡張的な監査可能性を通し、どのように規制要件に準拠できるのかを説明します。

「透明性と記録保持に関するブロックチェーン技術の特徴は、このテクノロジーの規制監督の助けになっていることは他品であると言えるでしょう。」と同氏は話します。

「BSVブロックチェーンは、あらゆるものをオンチェーンで保存できます。資産をオンチェーンにアップロードし、メタデータとともにコントラクトをオンチェーンに、そして所有権の記録を保存できます。 無数の限定版NFTを簡単に創ることができます。BSVブロックチェーンはスケーリング可能で、トランザクション手数料が押さえられています。」

「オンチェーンであらゆるものを保存できるため、所有権の系譜をたどることができ、また金銭取引の系譜をたどることができます。これにより、AMLに準拠できるのです。」と同氏は付け加えます。

MusicArtのようなNFTマーケットプレイスが特に取り揃えとユーザーベースを拡大するに当たってコンプライアンスを保つに当たり、破格のコストかつ無限の処理能力と共にあらゆるデータをオンチェーンに保存できる能力を持つBSVブロックチェーンは理想的な選択肢となります。

ラパート氏は、世界中で多くのNFTプラットフォームが、様々なブロックチェーンと異なるレベルの説明責任にて運営されているとしています。

「すでに多くのNFTプラットフォームが登場しています。一部、利用規約もなく、匿名のままのものもあるくらいです。」と同氏は述べます。

「規制に準拠したマーケットプレイスのほうが、より信頼が置けます。将来、規制に準拠することはますます重要になると考えており、当社ではその未来への準備がすでに整っているのです。」

MusicArtおよびその印象的なミュージックアートワークの取り揃えは、 公式ウェブサイトでご確認ください。