振り返り:BSV DevCon中国2021

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By Jamie McKane Published: 12月 3, 2021
Blockchain Devcon 2021 Recap

BSVブロックチェーン開発者会議の一環として、中国語による第2回BSV DevCon中国が2021年11月13〜14日に上海で開催されました。このイベントには、世界中のブロックチェーンとテクノロジーの専門家が集結し、BSVブロックチェーンによって実現した技術革新についてのディスカッションおよび探求が行われました。

カンファレンスが開催された2日間で、コンプライアンスフレームワークおよびスマートコントラクト・アプリケーションの構築から、業界における人材育成や開発者へのBSVブロックチェーン教育まで、さまざまな話題が取り上げられました。今年のBSV DevCon中国のテーマは、「ブロックチェーンを使用した誠実なデータネットワークの構築」であり、講演者はイベントを通じてこれらテーマに関するディスカッションに参加するよう聴衆に呼びかけました。

このイベントの主な講演者には、中国の長江学者奨励計画の特聘教授であるYang Dong氏、ブロックチェーンのCAA技術委員会メンバーであるYuan Yong教授、Keyiche TechnologyのCEOおよびBSV中国ハブの代表であるリーゼ・リー氏、メモリプールおよびDotWalletの創設者兼CEOである林哲明氏、nChainのチーフサイエンティストであるクレイグ S. ライト博士など、多数の著名人が名を連ねています。

イベント会場には約300人が参加し、この模様は世界中の何万人もの視聴者にライブ配信されました。BSV DevCon中国2021ご参加いただけなかった方のために、イベントのまとめをお届けします。

 

振り返り:振り返り:BSV DevCon中国2021

1日目

 

2日目 – フォーラム1

 

2日目 – フォーラム2

 

1日目:開会の辞 – Yang Dong

Yang Dong

本イベントは、中国教育省による長江学者奨励計画の特聘教授であり、中国人民大学のブロックチェーン研究所の事務局長であるYang Dong氏による開会の辞で幕が切って落とされました。

Dong氏は、聴衆に向けイベントへの参加を歓迎し感謝の意を述べた後、中国人民大学のブロックチェーン研究所の概要を説明しました。同大学は、ブロックチェーン技術の研究開発に非常に注力しています。

同氏はまた、さまざまな業界におけるブロックチェーンの多大な影響、およびこれらの適用を実現させるための専門知識を養う必要性について語りました。

「ブロックチェーン技術とその管理は、社会的ガバナンス、金融テクノロジー、工業生産の要素と密接に関連しています。

ブロックチェーン技術、金融、法律、ガバナンスの綿密な統合を実現するには、関連するあらゆる分野の専門家のみならず、より多くのイノベーター、技術的な研究開発の専門家、金融や法律分野からの人材が必要です。」とDong氏は語っています。

 

ブロックチェーンを使用したデータ整合性の構築 – リーゼ・リー

Lise Li

続いて、Shanghai Keyiche TechnologyのCEOであり中国のBSVハブ責任者であるリーゼ・リー氏がステージに登場しました。リー氏のスピーチは、データの整合性およびこれをBSVブロックチェーンで実現させる方法に焦点が当てられました。

リー氏は、本物のブロックチェーン技術のメリットとして、効率的でスケーラブルでありながらデータの出所を公的に監査可能な記録として提供できることを挙げ、

「その性質上、ブロックチェーンは公的にアクセス可能な分散型台帳であり、データネットワーキングテクノロジーの新しい概念でもある。」としています。リー氏は、人類史の中でデータを記録するために使われた様々な方法を紹介した後、ブロックチェーン上にデータを記録することのメリットについて説明しました。

「BSVは無制限にスケーラブルで、かつ迅速なトランザクション速度を誇っており、非常に安価な手数料で安定した安全性に加え、全機能のスクリプト言語とスマートコントラクトをサポートしています。」と聴衆に語り、BSVが世界中のブロックチェーン開発者にとって最適な選択である理由を説明しました。

「BSVは、誰もが信頼でき公にアクセス可能な,低コストで世界的に受け入れられているデータネットワークです。」

 

ブロックチェーン技術者資格認定プログラム – Chen Yulong

Chen Yulong

次にCSDNのCTOであるChen Yulong氏が登壇し、CSDNとBSVが共同で立ち上げたブロックチェーン技術者資格認定プログラムについて説明しました。

このプログラムでは、「基本概念」「基本原理」「開発スキル」「ブロックチェーンインフラストラクチャ」の4つの主要モジュールを評価します。各モジュールには3つのレベル(初級、中級、上級)があり、学生、開発者、ブロックチェーン愛好家がこのブロックチェーン技術者資格認定プログラムに応募することができます。合格者はブロックチェーンアプリを開発するためのスキルを習得できるだけでなく、ブロックチェーン分野でのキャリアアップへの近道となる認定書がCSDNとBitcoin Associationの両方から与えられます。

Chen Yulong and Lise Li

Yulong氏は、ブロックチェーンの知識を有する人材が次世代のインターネットインフラストラクチャを構築・革新できる開発者の数を増加させることの重要性を指摘しました。

「ブロックチェーンは、一種のインフラストラクチャとして定義されるようになりました。我々はさらに、ブロックチェーン人材を階層化する必要があります。将来、言わば車輪を発明できるようなインフラ研究の専門家が出てくるでしょう。しかし、車輪の再発明を行う必要はありません。むしろ、ブロックチェーンアプリを開発することでビジネス革新を追求することのできる人材の方がたくさん必要なのです。」とYulong氏は述べています。

 

パネルディスカッション:現在進行中のブロックチェーン人材育成事業と今後の展望

Chen Yulong, Lise Li, ad Qing Qin

次セッションではChen Yulong氏が司会を務め、以下のスピーカーと共にパネルディスカッションを行いました。

  • リーゼ・リー | Shanghai Keyiche TechnologyのCEOおよびBSV中国ハブの責任者
  • Qin Qing | 中国科学技術大学の学生によるBlockchain Associationの会長

ディスカッションは、ブロックチェーン業界で人材を育成するための現在進行中の事業と今後の展望を中心に行われました。講演者らはそれぞれの意見を述べ、自らの意に沿わない話題を含む様々な事柄について議論を行いました。Qin Qing氏は、ブロックチェーン愛好家としての自身の経験とブロックチェーン教育を取り巻く課題について語りました。

「新しい技術を学ぶ人すべてに共通するジレンマは、その技術をいかに正しく、迅速に、そして効率的に学ぶかです。」とリーゼ・リー氏は指摘し、「ブロックチェーン技術者資格認定プログラムの設立は、より多くの開発者が自身の立ち位置を特定するのに役立つだけでなく、ブロックチェーンを真のインフラストラクチャとして定義し、それによってより大きな価値を生み出すのにも役立ちます。」と付け加えています。

 

分散型ブロックチェーンアプリのためのコンプライアンスフレームワーク – Zhang Feng

Zhan Feng

続いて、V&TのパートナーであるZhang Feng氏がステージに登場し、ブロックチェーンベースのアプリケーションのためのコンプライアンスフレームワークについて詳説しました。

Feng氏は、分散型アプリケーションの定義を詳しく紹介し、これら製品のためのコンプライアンスフレームワークを詳説しました。

Feng氏は、NFTとスマートコントラクトの関係、およびコンプライアンスに影響を与える可能性のあるNFTのさまざまな側面についても説明しました。

「本質的に、NFTはノンファンジブルトークン(NFT)の技術的なプロトコルの一種で、スマートコントラクトとノンファンジブルIDを組み合わせたもので、デジタル資産の所有権を表す方法として機能します。」

Zhang Feng氏はスピーチの最後に、アプリケーションの技術的規制、所有権と持分についての産業的規制、資産投資の財務的規制、プロトコルベース承認の民事的規制という、 分散型アプリケーション製品のコンプライアンスの4つのメイン要素について詳しく説明しました。

 

パブリックブロックチェーンのトークンレス・パラダイム – 林 哲明

Lin Zheming

続いて、Fujian Boquan Hash Technologyの創設者兼CEOである林哲明氏が登場し、ブロックチェーンアプリケーションおよびトークンレス・パラダイムについての講演を行いました。林氏は、中国人民大学の経済学部を卒業し、AppleとBaiduでの勤務経験があります。ブロックチェーン分野での十分な実地経験から、林氏は長い間関わってきた業界に対し、多くのユニークなアイデアを持っています。

同氏は、ブロックチェーン台帳の価値とサービスの概念について踏み込む前に、次の3つの事項について聴衆に問いかけました。「ブロックチェーンアプリケーションの定義とは何でしょうか?ブロックチェーン技術を採用する必要性とは?ブロックチェーンを使用せずに問題を解決することは可能でしょうか?」

「より良いアプリは、台帳の価値をそのコスト以上にします。我々に必要なのは、トランザクションサービスプロバイダーにブロックチェーンの中間コストを支払うことのみです。」と林氏は言い、ユーザーはブロックチェーン上で動作する分散型アプリケーションによって発生する手数料を支払う必要はないと主張しました。

「競争メカニズムとユーザーのプライバシー保護が、企業の成長を追求する上で最も重要な課題です。

「私たちは、BSVブロックチェーンのピアツーピアの特性を十分に活用する必要があります。決済や価値の移転にとらわれず、将来を見据え、コミュニティのためにさらなる価値を生み出していかなければなりません。」

 

ブロックチェーンと量子技術の現状 – Yuan Yong

Yuan Yong

林氏の講演後、人民大学数学学部のYuan Yong教授がブロックチェーンと量子技術の現状についてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションには、ブロックチェーン暗号学に対する量子コンピューティングの影響から、中国国内の大学におけるブロックチェーン革新拠点の設立におよぶ、すべてが盛り込まれていました。

Yong教授は、ブロックチェーン技術研究チームを育成するために、中国教育省が2025年までにブロックチェーン技術の革新拠点を高等教育機関に設立することを義務付けたことに言及しています。

Yong教授のプレゼンテーションでは、量子分野の基本的な概念、量子コンピューティングがブロックチェーン暗号学に与える影響、ショアとグローバーのアルゴリズムがブロックチェーンに与える影響、現在の量子通信の研究と実情、今後の研究の展望などについても触れています。

 

BSVブロックチェーンベースの証明書を管理するための新しい構造 – Zhang Wei

Zhang Wei

短い休憩の後、nChainの主任研究員であるWei Zhang氏が、BSVブロックチェーン上で証明書を管理するための新しい構造に関する自身の研究について発表するために登壇しました。これらのソリューションは、公開鍵証明書の枠を超えた事例にも適用することが可能であるとZhang氏は述べています。

「証明書の有効性は、対応するトランザクション出力がすでに使用されたかどうかによって異なります。

トランザクション出力を使用して、それがまだ使用されていないことを証明することは、検証回数が制限されたアプリケーション事例にのみ適用されます。この場合、決済と検証がトランザクションで同時に完了するようにする必要があります。」とZhang氏は説明しています。

同氏のスピーチは、BSVブロックチェーンを用いた証明書管理に関する技術的詳細、そして追加の取り組みによりさらに効率的にすることができる様々な方法について踏み込みました。

 

未来のMetanet:ブロックチェーンベースの次世代インターネット – サニー・フン

Sunny

次の講演者は、MetaIDのスポンサーの1人でもあるShowPay創設者兼最高経営責任者のサニー・フン氏となりました。フン氏のプレゼンテーションは、BSVブロックチェーン上で稼働する次世代インターネットである、Metanetに着目したものとなりました。

「完成形はまだ描かれてはいないものの、メタバースはブロックチェーン技術のネットワーク上に構築されることとなります。Metanetは、ブロックチェーン技術への最大の期待を満たすことのできるインターネットです。今まさに生み出されている最中であり、実現の予測された概念ではありません。」と同氏は話しました。

BSV上に構築されたこの次世代インターネットは、データの相互接続性を実現し、ユーザーが真に自らの個人情報を所有できるものである、と同氏は説明します。BSV上に構築されていることにより、そこで構築されるMetanetとメタバースはパブリックブロックチェーンを用い世界中のすべての人のニーズに応えることができます。

「この全く新しい開発モデル、そしてビジネスモデルが生まれました。皆さんは、未来を目にしているのです。」と同氏は話します。

 

スマートコントラクトをベースとした未来を見据えたアプリの構築 – Wang Yiqiang

Wang Yiqiang

サニー・フン氏に続き、Wan Yiqiang氏が壇上を引き継ぎ、sCryptスマートコントラクト言語とは何であるかについて説明し、スマートコントラクトの具体例として分散型機械学習競合市場を挙げました。

同氏は、ブロックチェーンスマートコントラクトの進化について説明し、実装の仕方によって提示できる様々な性質について述べました。多彩なプラットフォームで、スマートコントラクトは様々な効率で異なる機能を発揮します。同氏は、BSVでのスマートコントラクトは非常に効率的で公による監査が可能なだけでなく、非常に安全でもある、としました。

「BSVスマートコントラクトはクローズドなデータであり、機能的な方法で実行され、またその超高度なセキュリティにより攻撃が付け入る隙がありません。」とTiqiang氏は述べています。

同氏はその後聴衆に、スマートコントラクトとして稼働している分散型機械学習コンペティション市場を実演してみせました。

この活用例の詳細については、こちらのブログ投稿でお読みいただけます。

 

コンセンサスと信頼の対価 – He Rongqiang

He Rongqiang

小休憩の後、中国人民大学准教授および指導教員であるHe Rongqiang氏が「コンセンサスと信頼の値段」についてスピーチを行いました。

Rongqiang氏は、単一および複数中心のコンセンサスについて、および後者がより効率的な信頼を醸成できるかについて話しました。同氏は、複数のチュン心に渡り寝台を醸成することの可能性、およびこの信頼のネットワークにおける課題としてのコンセンサス・メカニズムのアイデアについて模索しました。

「複数の中心はお互い競合し合うので、お互いの不正を排除する動機が生まれます。こうして、データの精度と一貫性を確保できるよう誠実にコラボレートすることになる特定のメカニズムが出来上がることになり、『コンセンサス・メカニズム』と言う名がついています。」

一連の詳細説明を通し、膨大な量のリソースが無駄になりコンセンサスに到達するのに長い時間がかかることになった、プルーフ・オブ・ワークに基づいたマイニングについての長い間における誤解を検証しました。

 

談話:ブロックチェーンの履歴記録の真価

Dr. Craig Wright and Steve

イベントの初日の最後には、nChainのチーフサイエンティストであるクレイグ・S. ライト博士とBSVインフラチームのテクニカルディレクターであるスティーブ・シャダーズの率直な対談が行われました。

話題は、ビットコインのホワイトペーパーの履歴記録についてが中心となり、2名のゲストはこの文脈におけるブロックチェーンの真価と発展について議論しました。

ライト博士はセキュリティの要素として、BSVブロックチェーンにより提供されている機能である、公による精査の重要性を指摘しました。

「あらゆるセキュリティシステムは、監査される必要があります。オープンセキュア以外に、選択肢はありません。」と同博士は述べています。

シャダーズはまた、コマーシャルノードとノード実装アッセンブリが将来起こり得るかについても訪ね、ライト博士がビットコインプロトコルの重要性は揺るぎないものであり続けるとしました。

 

2日目:フォーラム1

 

BSVブロックチェーン・インフラストラクチャ・ソフトウェアおよびツールの紹介 – 周 全

Aaron Zhou

BSV中国DevCon2021の2日目は、2つのフォーラムに分かれてディスカッションとプレゼンテーションが行われました。1つ目のフォーラムでは、「パブリックブロックチェーンインフラと開発ツール」をテーマに、BSVインフラチームの周 全が初めにステージに立ちプレゼンテーションを行いました。

全のプレゼンテーションは、マークル証明およびそのBSVブロックチェーンとの相互運用のあり方について、マークルツリーと証明、マークル照明の標準化フォーマット、決済認証およびブロックヘッダーのクライエントによる処理に関連しnChainが開始した新規プロジェクトの4つのトピックに着目したものでした。最後のトピックについて、簡易決済証明(SPV)にとって非常に重要であると全は強調しました。

「完成前のパズルの最後の1ピースとでも言うべきものです。このプロジェクトはとにかく重要で、SPVのクローズドループ全体にとって基軸となる役割を果たします。」と全は話しました。

全はまた、将来のブロックチェーン認証による即時決済、BSVのピア・ツー・ピアメカニズムの利点、ターミナルコスト削減のための迅速なローカル認証の可能性についても話しました。

 

パブリックブロックチェーン・インフラストラクチャの階層化と進化 – 林 哲明

Lin Zheming-

1つ目のフォーラムで次に講演を行ったのは、Fujian Boquan Hash Technologyの創設者兼最高経営責任者である林 哲明氏となり、講演はパブリックブロックチェーンインフラの階層化と進化についてのものとなりました。

プレゼンテーションで全はまず、ビットコインホワイトペーパー、ネットワーク・トポロジー、Mandala ネットワーク、簡易決済証明(SPV)などの概念的な要約を提示ました。

続いて、BSVブロックチェーン上において記録を取るためにノードが果たす役割を説明しました。

各ノードが、受け取ったトランザクション関連情報をブロックに入れ、証明するのに適度な難易度のタスクをそのブロック自体の中に設置しようとします。ノードはお互い密接につながっているため、小さなグローバルネットワークが形成されています。」と哲明氏は話しました。

同氏はBSVネットワークインフラを運用するMandalaネットワークを紹介し、あらゆるノードがそれぞれより高次のレベルでそのピアにつながっているあり方について話しました。

哲明氏は、BSVブロックチェーンのコアバリューについての詳述、そしてトレーサブルなプライバシー保護の重要性を論じて話をまとめました。

「プライバシー保護は、複数のレベルのサービスが有ってこそ可能となります。」と同氏は話しました。

 

sCryptスマートコントラクトをベースとした三目並べゲームの開発 – Zheng Hongfeng

Zheng Hongfeng on

次は、sCryptスマートコントラクト開発エンジニアのZheng HongfengがsCrypt、およびブロックチェーン開発経験がなくてもスマートコントラクトをBSVブロックチェーンに簡単に構築できるそのユーティリティについて語りました。

「sCryptを学ぶに当たり、スマートコントラクト開発経験は不要です。だからこそsCryptは学習者にとって優しく使いやすいものなのです。加えて、sCryptコントラクトはチューリング完全であり、あらゆるレベルの技術的複雑さで実装できるのです。」とHongfeng氏は述べています。

同氏は、ブロックチェーンでのスマートコントラクト開発を始めることが開発者にとっていかに簡単であるかを説明しました。sCryptの開発者ソフトウェアは無料でダウンロードでき、類似のIDEを他の有名開発ツール向けに提供しています。Hongfeng氏が単純なHello Worldアプリケーションを作成することで、簡単なコーディングを実演しこれを示しました。

同氏は続いて、Scryptlibを紹介し、JavaScriptで記述されたスマートコントラクトが簡単にBSVに統合される様子を示しました。

「Scryptlibは、sCrypt言語を用いてコンパイルされたBSVブロックチェーンスマートコントラクトへの統合のために作られた正式なJavaScript/TypeScript SDKです。」

Hongfeng氏は、BSVブロックチェーンにスマートコントラクト構築を学ぶに当たり、インタラクティブな学習サイトを訪問することを推奨してプレゼンテーションを終えました。

 

Day 2: Forum 2

 

DotWalletカード:企業マーケティングへの革新的なアプローチ – Ye Lin

Ye Lin

2つ目のフォーラムは、ブロックチェーンアプリケーションの開発と実例についてのものとなり、Fujian Boquan Hash Technologyのオペレーションディレクター兼パートナーのYe Lin氏のプレゼンテーションにより始まりました。

Lin氏は、DotWalletが企業マーケティングのイノベーティブなモデルが分析されうる優れた例である理由について語った後、BSVブロックチェーンを現実世界のシナリオにリンクさせる同社のイノベーティブなカードサービスの運営について説明しました。

「普通のユーザーが、ブロックチェーン上でバーチャルおよび現実世界のアセットを管理できるようにするバッジサービスに基づいたアセットマネジメント機能を備えているのです。」と同氏は話します。

同氏はまた、テクノロジーと文化の架け橋となるNFTサービス、Hengjingデジタルコレクティブルプラットフォームについても語りました。

「BSVブロックチェーン上にてローンチされており、希少性、不分割性、一意性といったNFTの核となる特性を備えています。さらに、入ってくる決済のゼロ知識証明、低トランザクション手数料、分散型認証も可能です。」

 

NFTonShow:NFTと完全に統合された未来のデジタルライフの採用 – Rachel Tsang

Rachel Tsang

林市に続いてShowPayのオペレーションディレクターであるRachel Tsang氏が、BSVブロックチェーンの持つ力によるNFTの日常生活への統合についてプレゼンテーションを行いました。

「ブロックチェーンベースの決済およびデータサービスのプロバイダーとしてShowPayは、バーチャルな権利をクリエイターその人に取り戻すMetaIDテクノロジーを、世界中70億の人々普及させることに取り組んでいます。」と同氏は話しました。

その後、市場には非常に少ないNFTマーケットプレイスしか存在していないことを論じ、パブリックブロックチェーン、その効率性、鋳造コストなどについて言及しました。同氏は、MetaIDが真に機能的なNFTプラットフォームであるNFTonShowを提供しており、BSVパブリックブロックチェーンの多彩なアプリケーションを支えているとしました。

Tsang氏はさらに、NFTonShow初の商用プロジェクトであるMetaBotを紹介しました。

「第1世代MetaBotの発行元およびMetaIDのプロモーターとして、当社はMetaBotがMetaネットワークの最もわかりやすいビジュアルアイデンティティとなることを望んでいます。

NFTonShowは人間目線のオンチェーンプラットフォームであり、現実世界の正当性を備え、構成に運営される傍ら、コラボレーションの文化を醸成していくものであると同氏は強調しました。

 

良識ある契約のための開発ツールとリソースの紹介 – Chen Yaohuan

Chen Yaohuan

BSV DevCon中国2021の2つ目のフォーラムで最後に壇上に上がったのは、SatoPlayのエンジニアであり、フルスタックのウェブディベロッパーであるChen Yaohuan氏となりました。

Yaohuanのプレゼンテーションは、状態をオンチェーンのまま保ちながらバックトレースとコラボレーションを提供するスマートコントラクトソリューションである、センシブル・コントラクトのコンセプトの説明から始まりました。同氏のスピーチはスマートコントラクトのコンパイル、コントラクトデータのクエリ、スマートコントラクトの実損、アプリ開発の4つの主要コンセプトについて着目するものでした。

スピーチの中でYaohuan氏は、Blockcheckの使用方法も聴衆に示しました。

「Blockchekはセンシブル・コントラクトでトークン情報を素早く確認することを可能にするBSVブロックチェーンブラウザであり、DAPPユーザーがコントラクトのセキュリティを検証することができることに加え、ソースコードとスマートコントラクトの監査ステータスを公開するものです。」と同氏は話しました。