振り返り要約:CoinGeekニューヨークカンファレンス – 2日目

Alex Speirs 150 x 150
By Jamie McKane Published: 10月 6, 2021
Day 2

ブロックチェーンとBSVの歴史から、無制限のスケーリングの能力を備えた唯一のエンタープライズ・ブロックチェーン上にビジネスを展開する無数の方法に至るまで、幅広いトピックを網羅した包括的で刺激的な初日のプレゼンテーションとディスカッションに引き続き、10月6日、CoinGeekニューヨークカンファレンス2021の2日目が開催されました。

カンファレンスは10月5〜8日までの3日間にわたって開催され、各日、パネルディスカッション、基調講演、さまざまなイベントが催されました。各セッションでは、BSVブロックチェーンのさまざまな側面に焦点が当てられています。

CoinGeekニューヨークの2日目は、BitcoinAssociationの創設者兼会長であるジミー・グエン氏によって幕が開けられ、BSVとブロックチェーン業界からの著名な講演者らが登壇し、BSVブロックチェーンの強靭な機能の実演とディスカッションが行われました。Honā創設者のジョージ・シオシ・サミュエルズ氏、Vaionex共同創設者兼最高経営責任者のロビン・コーゼ氏、EHR Dataの最高経営責任者であるスティーブ・ローレンス氏、mintBlueの最高経営責任者であるNiels van den Bergh氏などが講演者として名を連ねました。

CoinGeekニューヨーク2021は、シェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエア・ホテルで開催され、大勢の観客が参加したライブイベントの模様は世界中の何千人もの視聴者に配信されました。

CoinGeekニューヨークカンファレンス2021の2日目を見逃してしまった方のために、以下にイベントの内容をまとめています。尚、2日目のライブストリーム全容はこちらからご覧いただけます。

要約:CoinGeekニューヨークカンファレンス – 2日目

 

パネルディスカッション:消費者とビジネスのためのより便利なビットコインウォレット

2日目の最初のセッションは、BSVエコシステムにおけるウォレットの状況、およびアクセシブルで楽しいユーザーエクスペリエンスを可能にする消費者向けプラットフォームの改善方法についてのパネルディスカッションでした。ディスカッションはCoinGeek北アメリカのアソシエイトエディターであるパトリック・トンプソン氏が司会を務め、次のパネリストが参加しました。

  • アレックス・アグート – HandCash最高経営責任者
  • ロリアン・ガマロフ – Centbee共同創設者兼最高経営責任者
  • ブレンダン・リー – Elas Digital創設者兼最高経営責任者

トンプソン氏がまず、ビットコインウォレットを構築する際に重要な実装機能およびウォレットの使用を望ましいものにする機能についてパネリストに質問し、パネリストは優れたユーザーエクスペリエンスの重要性とユーザーの特定の要件に対処する必要性について強調しました。

「機能は、ターゲットユーザーによって異なります。完璧なウォレットというものは存在しません。すべてターゲットユーザーによって異なるのです。しかし、現実世界との橋渡しをするための優れた方法が必要であり、消費者もタイムラグのない即時決済を求めているという2点についてはすべてに共通すべき事項です。」とアグート氏は述べています。

また、領域の拡大と新機能の追加におけるウォレットソフトウェアの進化についてのみならず、ビットコインウォレット開発の現状や、このサイクルがウォレットプロバイダーもしくは顧客のニーズを表明することによって始まったものかどうかについても話が及びました。

パネリストはまた、BSVブロックチェーンの独自機能とこの機能がビットコインをどうピアツーピアキャッシュとして使用できるようにしたかについても語りました。

「ビットコインSVが本来のプロトコルに戻り、トランザクションが非常に安価で高速であることを確認したという事実が、ビットコインを実際に現金システムとして使用できるという考えを加速させました。また、規制に準拠したブロックチェーンであるということも、より簡単に利用できるようになった理由です。」とガマロフ氏は述べています。

リー氏はまた、ビットコインウォレットソフトウェアの開発、そしてこれがBSVブロックチェーンと連携してどのように進化したか、次のように語っています。

「最大の出来事は、BSVエイリアスシステムとその共通基準だと思います。なぜなら、ウォレットプロバイダーはユーザーのためにすべての規制情報をシームレスかつ目に見えない形で処理することを可能とするため、これは非常に基本的な要件だと思います。これが、ビットコインウォレットをこれほどまでに相互運用可能なものだと知らしめる理由だと思います。」

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

ビットコイン向けエンタープライズウォレットソリューション

次に、Vaionex Corporationの最高経営責任者兼共同創設者のロビン・コーゼ氏が登場し、アクセシビリティと相互運用性の向上を目的とした一連の機能を提供する新Relysiaウォレットインフラストラクチャを紹介しました。

「本日、この場でRelysiaをご紹介できることを大変誇りに思います。Relysiaは単なるウォレットではなく、完全なインフラストラクチャです。Relysiaを使用することで、開発者は完全なウォレットソリューションをわずか5〜6行のコードに統合できるようになります。」とコーゼ氏は述べています。

Relysiaは、マルチシグニチャウォレットやPaymailアドレスなど、最新のBSVウォレットの全既存機能に加え、ネイティブトークン統合や完全に無料のプラットフォームの提供機能などをサポートします。

このインフラストラクチャを使用することで、シンプルなAPI構築ブロックを使用してブロックチェーンアプリケーションを容易に作成できるため、開発の手間が省かれ、ブロックチェーン技術がより広く採用されるようになるのです。

コーゼ氏のプレゼンテーションの後、Gap600の最高経営責任者であるダニエル・リップシッツ氏が、STASトークンプロトコルを使用してBSVでステーブルコインプラットフォームを提供するChangeデジタルコマースプラットフォームを紹介しました。

「私たちはSTASを使用してトークンプラットフォームを構築しています。STASプロトコルは、ビットコインに近いという点で非常に魅力的です。トークンの発行・償還は銀行サービスとは真逆の方法で行われ、トークンは法定通貨の預金によって裏付けられています。」とリップシッツ氏は説明しています。

このプラットフォームは非カストディアル型で、Relysiaと提携し、プラットフォームの基盤となるアクセシブルで相互運用可能なビットコインウォレットインフラストラクチャを提供します。

「私たちはRelysiaと協同できることを非常に嬉しく思っています。Changeは、Relysia上に構築されたプラットフォームと簡単に統合することが可能です。Relysiaの成功を祈念しています。」とリップシッツ氏は述べています。

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

BSVブロックチェーンによる地図サービス

続いて、Relicaの共同創設者であるダニエル・ストリート氏とジェレミー・ストリート氏が登壇し、ソーシャルメディアビジネスモデルおよびRelicaソーシャルメディアプラットフォームなどのブロックチェーンベースのサービスを使用するBSVブロックチェーンを用いてこれらビジネスモデルを全面的に見直す方法について語りました。

両氏はソーシャルメディアの現状、また大企業がユーザーデータを収集し広告主に売り戻し、日常的に利用しているユーザーが自身の個人データの権利を放棄している事実について言及しました。また、Relicaが解決しようとしている問題、ソーシャルメディア上で自身が作成したコンテンツから収入を得ている人がどれほど少ないかについても指摘しました。

Relicaは、Instagramのようなプラットフォームでコンテンツを作成したユーザーに対し報酬とインセンティブを与えると同時に、ユーザーに自身のデータに対する主権とセキュリティを与えることでこの問題を解決しようとしています。

ダニエル・ストリートおよびジェレミー・ストリート両氏は、既存のインフルエンサーにコンテンツから収益を得る新しい方法を提供することで、ソーシャルメディアプラットフォームの採用を促進することを目的とした、Relicaのインフルエンサープログラムの立ち上げを発表しました。また、位置情報を利用したNFTや地図サービスとトークンの統合など、Relicaに搭載される予定の機能についても紹介しました。

Relicaのユーザーは、少額のBSVでお互いのコンテンツに「いいね」やコメントすることができ、その収益は作成者に支払われ、プラットフォームの紹介者にはボーナスが支払われます。被紹介者が生み出した利益に応じてすべてのRelicaユーザーがボーナスを得る一方で、インフルエンサーはこのボーナスが300%増しとなります。

Relicaインフルエンサープログラムの詳細についてはこちらをご覧ください。セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

BSVにおけるMeta ID – サニー・フン

Sunny Fung

MetaIDの共同開発者でShowPayの創設者であるサニー・フン氏が、同社チームがBSVブロックチェーン上でMetaIDを構築した方法、そしてこれによって実現可能となるアプリケーションについて語りました。

フン氏は、相互運用性および従来のインターネットモデルによるデータサイロ破壊の必要性についてをテーマの中心としたプレゼンテーションを行いました。同氏の主張は、MetaIDを使用すればBSVブロックチェーン上に優れたインターネットを構築できるというものです。

「これらの障害を打破することは、MetaIDの小さな目標の1つにすぎません。なぜなら、MetaIDの能力ははるかに上を行くものだからです。MetaIDは、BSVを利用したMetanet上で実行される分散型IDプロトコルで、ユーザーやアプリケーションのデータをブロックチェーン上に保存する方法を規定しています。」とフン氏は説明します。

MetaIDを基盤となるアイデンティティプロトコルとして使用すると、BSVブロックチェーン上にアプリケーションを構築し相互運用性を維持しつつ、独自の多様なサービスを提供することが可能となります。これにより、ユーザーはMetaIDのアイデンティティを使用してサービスにサインインし現在のインターネットモデルに存在する大きな摩擦の要因を取り除くことができるのです。

BSVのユーザー数は急速に増加し、BSVを基盤としたより優れたインターネットを構築する機会が増えていきます。アイデンティティのサブプロトコルを持たないアプリケーションを構築し続ければ、現在のインターネットと大差ないMetanetとなるでしょう。」

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

パネルディスカッション:ヘルスケア、ライフサイエンスそしてブロックチェーン

次のパネルディスカッションでは、Bitcoin Associationの創設者兼会長であるジミー・グエン氏が司会を務め、ヘルスケアとライフサイエンス、そしてBSVブロックチェーンとの統合によってこれらを改善する方法についてディスカッションが行われました。パネルには次の講演者が参加しました。

  • スティーブ・ローレンス – EHR Data最高経営責任者
  • フィリップ・ルニアン – Veridatマネージングパートナー
  • ザカリー・ワイナー – VXPass創設者
  • キップ・ウルフ – X – Vax Technology, Inc.テクニカルオペレーションおよびポートフォリオ管理責任者

まず、各登壇者が紹介され、それぞれがBSVブロックチェーン上に構築する際に受ける印象について述べることで、セッションが開始されました。各パネリストが口を揃えて述べたことは、BSVの実用性とスケーラビリティが自身の目標を実現可能にする唯一のプラットフォームを提供したということです。

「イーサリアム上に約3年間構築した後、新しい構築方法を探している時にBCHを最初に見つけ、そしてBSVに出会いました。名前は伏せますが、他のチェーンは私たちが実現したいことをその時点でサポートしていませんでした。技術的な観点から、他に選択肢はありませんでした。」とワイナー氏は言います。

ディスカッションでは、各企業のワークフローやBSVの実装について、およびVXPassのレソト王国とのパートナーシップによるワクチン接種展開のモニタリング状況などが紹介されました。

データの整合性は、ヘルスケアおよび製薬業界にとっての重要な懸念事項であるため、パネリストはBSVの公的に監査可能な台帳が従来のプラットフォームよりも、効率的かつ安全にこの問題を解決できる可能性があることについても議論を行いました。

「私がなぜブロックチェーンに情熱を傾けてきたかというと、製薬業界が監査証跡、つまり我々の知る分散型台帳に関心を持っているからです。BSVが面白いのは、BSVの付加価値とスケーラビリティです。」とウルフ氏は説明しています。

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

言葉のあり方:キャッシュフローのあるNFT – ジョン・ピッツ

John Pitts

次のセッションでは、SLictionary.comの共同創設者であるジョン・”ジャック”・ピッツ氏が、ノンファンジブルトークン(NFT)およびトークン化を通じて価値を創造する、同社独自の方法についてプレゼンテーションを行いました。

SLictionaryは、ユーザーが単語の定義をトークン化、取引、所有できるようにする自己学習型の辞書です。ピッツ氏は、BSVブロックチェーン内のデジタル資産とキャッシュフローの価格設定について、またユーザーが定義の価値を通じてどのように保有資産価値を高めることができるのかについて説明しました。

ピッツ氏は、辞書の歴史と定義が長年どのようにして決定づけられてきたかを説明し、また同社の辞書の目的は、迅速な作成とその作成に貢献した人たちに価値を生み出すことを目的としていると述べています。

「ミリアムとウェブスターが1800年代に自ら辞書の作成を始めました。ウェブスターは、1806年にすべての定義を書き上げましたが、2万語の定義を2冊にまとめあげるのに7年の歳月を費やしています。私たちはそのようなことはしたくありません。ウェブスターの記録を破り、おそらく2年以内に辞書の定義をまとめたいと考えています。私自身が行うのではなく、皆様に行ってほしいのです。」とピッツ氏は言います。

ピッツ氏はNFTの文脈内での情報価値を強調し、正確で有用な定義の本質的な価値と、これが貴重なSLictionaryの定義を保持するユーザーにどう収益と大きな利益をもたらすかについて述べました。

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パネルディスカッション:NFTの新しい世界

ジミー・グエン氏が再びステージに登場し、BSVのブロックチェーン分野でNFTに取り組む専門家をパネリストに迎え、NFTの未来に関するパネルの司会を務めました。パネリストは次のとおりです。

  • エリック・バーナード – Fabriik Digital Objectsゼネラルマネージャー
  • ローリー・マクドナルド – プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ所属の総合格闘家
  • ショーン・ライアン – SmartLedger共同創設者兼最高経営責任者
  • ビクター・タン – NiftyCo最高技術責任者

登壇者がまず自己紹介を行い、アート作品のトークン化からイベントチケット発券に関することまで、NFT分野で各企業が取り組む問題についてそれぞれ説明しました。

バーナード氏は、FabriikがNFTマーケットプレイス「FabriikX」で行っている業務について、またそのキュレーション要素が同社やプラットフォームにオープンマーケットプレイス以上の価値を持たせるためにいかに重要であるかを語りました。

「FabriikXでは、専門的にキュレーションされたマーケットプレイスを作ることを目標としています。これは、OpenSeaのように誰もがNFTを出品できる場所とは大きく異なります。ビジネスパートナー、アスリート、セレブリティらと会話すると、彼らが最高の状態を世間に見せたいと考え、自身の価値を薄めないためにも誰もがNFTを出品できる場所は望んでいないことがわかります。」とバーナード氏は言います。

タン氏はまた、NFTマーケットプレイス、および美術館が厳重に保管している貴重な作品やその希少性のために展示が制限される作品など、価値の高いアートワークを表すデジタル資産向けのプラットフォームを構築することを目指していると語りました。

また、ローリー・マクドナルド氏は、BSVブロックチェーン上に書き込まれFabriikXマーケットプレイスでオークションにかけらている自身の最初のNFTを公開しました。マクドナルド氏は、自分の肖像の初のエンドースメント付きNFTアートワークの鋳造の場としてBSVブロックチェーンを選択した理由を次のように説明しています。

「私は市場を注視し、ブロックチェーンについて学んでいました。手数料の低さとセキュリティの高さから、BSVブロックチェーンが最適な場所だと感じたのです。」

ライアン氏はチケット業界におけるNFTの有用性について語り、チケット発券と監査可能な公開台帳でチケットを追跡・監視する機能が、従来のチケット発券モデルに存在する多くの問題をどのように解決するかを説明しました。BSVブロックチェーンの手数料の低さと迅速な取引のおかげで、チケットは迅速かつ容易に取引および購入可能で、チケットの所有者はいつでもその有効性を証明することができます。

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パネルディスカッション:NFT向けIPライセンス

次のパネルでもNFTに関するディスカッションが行われ、知的財産のライセンス化とこれがNFT領域内でどのように機能するかについてグエン氏が引き続き司会を務めました。パネルに参加した講演者は次のとおりです。

  • Joe Brusha – Zenescope Entertainment最高経営責任者
  • アダム・クリング – FYX Gaming, Inc.創設者兼最高経営責任者
  • ゲイリー・マ – Epik最高執行責任者

パネルは自己紹介から始まり、BSVブロックチェーンに関わるようになった経緯について各自説明しました。NFT技術の幅広い応用、そしてブロックチェーンベースのビデオゲームで利用するためのIPのライセンス化に関するパネリスト3名のエキサイティングな新しいパートナーシップからも、NFTへの関心は明らかです。

クリング氏は、FYX Gamingが間もなくZenescopeのキャラクターの一部をCryptoFightsブロックチェーンベースのビデオゲームに導入し、最初のキャラクタードロップを11月に展開する予定であると発表しました。このパートナーシップは、異なるオーディエンスに対する両プラットフォームの認知度を向上させることから、CryptoFightsとZenescopeの両方にメリットがあります。

Brusha氏は、キャラクターやIPをトークン化することで新たな収入源を確保できる可能性が広がり、作品のライセンス化を望んでいるあらゆる映画、書籍、ビデオゲームのクリエイターと提携できるようになるとしています。

「提携により、当社や当社のキャラクターを知らない人たちがアクセスするようになり、キャラクターやトークンに興味を持って購入してくれることを期待しています。」とBrusha氏は語っています。

マ氏は、今回の提携とグローバルなライセンス代理店としての取引を先導したEpikの役割、そしてIPライセンス化とNFTの将来を見据えた戦略について見解を述べました。

「私たちは、クライアントのためにこれらのパートナーシップをさらに強化し、さまざまなプラットフォームで製品を提供するために、Metaversesのこの未開拓領域に向けてさらに構築し続けます。」

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BSVで音楽産業を再創出

昼食休憩後、Blarecast Systemsの共同創設者であるShem Booth-Spain氏とLuke Wenceslas Mayernik氏がステージに登場し、同社とBSVブロックチェーンを利用した音楽ストリーミングのユニークな取り組みについて語りました。

「Blarecastは、真にユーザー中心の音楽プラットフォームです。Blarecastは、BSVブロックチェーンのパワー、スピード、柔軟性、独自機能を活用したウェブとモバイルアプリを介した新しい音楽ストリーミングサービスです。機能を組み合わせることで、Blarecastは権利所有者とリスナー両方に独自サービスを提供することができます。」とBooth-Spain氏は述べています。

このプラットフォームは音楽配信に重点を置いており、アーティストやコンテンツクリエーターはコンテンツをアップロード、公開、配信、そして自身が設定した価格で販売し、瞬時に売上金を受け取ることができます。プラットフォームのメインゴールは、リスナーのユーザーエクスペリエンスを向上させ、アーティストから権利所有者に至るまで、全関係者の配信プロセスにおけるしがらみを減らすことです。

「私たちは、音楽において新鮮で新しくエキサイティングな体験を可能にしたいと考えていました。また、すべての権利所有者、出版社、レーベル、アーティスト、ファンをつなげる架け橋を築きたいと考えています。私たちは音楽産業が真に進化することを望んでいます。」とMayernik氏は説明しました。

データはBlarecastを介してチェーン上で追跡され、アーティストの収益に関する透明性を確保すると同時に、権利管理に関する現在の多くの問題が解決されます。また、このプラットフォームはアクセシビリティとリスニング体験を向上させるいくつかのエキサイティングなBSVを利用した機能も提供します。とりわけ重要なのは、広告がないということです。

「BSVブロックチェーンは、比類のないスケーリング、超巨大なブロック、あらゆる革新的なプロセスを実行する能力を私たちに示してくれました。私たちにとって、それは常に音楽産業の能力とそのプロセスと連動するブロックチェーンに関するものでした。」とBooth-Spain氏は述べています。

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ビットコイン採用への道 – ジェフリー・ペク

Peer社の共同創業者であるジェフリー・ペク氏が、同社がBSVブロックチェーン分野で行っている活動および発売したばかりの新製品を紹介しました。

「Peer Sendと呼ばれる新しい消費者向け製品を紹介できることにとてもワクワクしています。この製品は革命を起こすでしょう。」

Peer Sendは、インターネット上のどこからでもビットコインを送受信できるブラウザ拡張機能です。この拡張機能は、BSVエコシステムにおける導入の問題、特に従来のインターネットと比較してビットコインサービスを統合およびナビゲートする際の課題を解決するように設計されています。

「現在、ビットコインは専用サービスでのみ機能し、ビットコインと統合するためにはそれ専用の開発者が必要です。問題は、99%のユーザーが開発者ではないということです。私たちは、すべてのウェブユーザーがあらゆるウェブサービスでビットコインを送受信できるようにしたいと考え、Peer Sendを開発しました。」

これは、ユーザーが既存のソーシャルメディアプラットフォームを介して他者にデジタル通貨を送信できるようにすることで、BSV決済のアクセシビリティに革命をもたらします。受取人がブラウザ拡張機能をインストールしていない場合、支払いは24時間以内に自動的に返金されます。

「プラグインによってインターネットは永遠に変化します。社会的に送金するだけでなく、決済ボタンを作成しインターネット上の好きな場所に設置することもできます。」とペク氏は言います。

プレゼンテーションでは、従来のインターネットでビットコイン決済を行うこの拡張レイヤー実装の潜在的なアプリケーションについて踏み込み、このシンプルでアクセス可能なソリューションによって可能となった無数のアプリケーションが紹介されました。

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ブロックチェーンを用いたHonāと社会的説明責任 – ジョージ・シオシ・サミュエルズ

続いて、Honāの創設者であるジョージ・シオシ・サミュエルズ氏が登壇し、社会的説明責任をテーマに、BSV上に構築されたブロックチェーンベースのソリューションを使用した改善方法について語りました。

サミュエルズ氏は、「一匹狼症候群」を解決しようとしていたHonāのプロジェクトアクセラレータからの誕生秘話について説明しました。解決策は目標達成に金銭的インセンティブを加えることで、人々に約束を守る責任を負わせるものでした。

「Honāを利用して人々が学んだことや間違ったことをすべて取り入れ、より多くのことを実際に行動に移すのを手助けし、現実世界で実際に仕事をした証拠を記録するのを支援しようとしています。Honāは、ユーザーが約束を守り報酬を得ることを支援するソーシャル・アカウンタビリティ・プラットフォームです。」とサミュエルズ氏は説明します。

BSVがスマートコントラクトとトークン化を低コストで提供する機能は、このプラットフォームの潜在的な機能を大幅に拡張し、ユーザーが自身の約束にトークンを賭け、目標を達成すればトークンを受け取ることができるようにします。

サミュエルズ氏はまた、製品ロードマップとコミットメントベースのモデルを個人消費アプリケーションおよび企業内の生産性イニシアチブの両方に適用する能力についても説明しました。

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BSVによるビジネスアプリの統合 – Niels van den Bergh

mintBlueを紹介したmintBlueの最高経営責任者、Niels van den Bergh氏が次の講演者として登場しました。mintBlueは、2020年第3回BSVハッカソンで誕生したBSVブロックチェーンインフラストラクチャ企業です。

同社は、ターゲット市場を消費者や中小企業から企業市場に拡大するための戦略転換の一環として、ハッカソンで使用していた「Kyrt」から名称を変更しました。mintBlueは、相互運用性を第一に考えて設計されたAPIおよびソフトウェア開発キットパッケージを通じて、企業にサービスとしてブロックチェーン統合を提供することに注力しています。

「唯一最大のイノベーションの阻害要因は、相互運用性の欠如です。現在、私たちが世の中で直面している最も複雑な問題を解決するための、ほとんどのデータがすでに存在しています。しかしながら、いまはそのデータにアクセスすることができません。」とvan den Bergh氏は述べています。

このプラットフォームは、トークン化、デジタル証明書、データインテグリティソリューションなど、幅広い既製のソリューションを提供します。この機能とBSVブロックチェーンの有用性を実証するために、van den Bergh氏はmintBlueとVisma Yukiとのパートナーシップを強調しました。Visma Yukiは、ヨーロッパ内で1日あたり数百社もの企業にサービスを提供する会計事務所向けのソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)ソリューションです。

「ヨーロッパ最大のブロックチェーンソリューションが始動しました。私たちのビジョンは、誠実なインターネットのためのインテグリティ・インフラストラクチャになることです。」

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ブロックチェーンを用いた安全で法令を遵守したドキュメントワークフロー – デニス・シュルーダー

次に、SeraScript社長のデニス・シュルーダー氏がBSVブロックチェーンを使用して、法令を遵守したブロックチェーンで検証可能なドキュメントプラットフォームを構築する方法についてプレゼンテーションを行いました。

シュルーダー氏は初めに、自身の経歴と紙の文書や契約書へ依存することを排除しながら法令に遵守したドキュメントワークフローを提供するという自身のビジョンを説明しました。SeraScriptはBSVブロックチェーンを活用し、BSVの来歴とセキュリティ機能によって保護されたアクセス可能なドキュメントワークフローを提供することでこれを実現します。

このプラットフォームは、Microsoft 365などの既存のソリューションに構築されているため、企業はBSVブロックチェーンを使用しているワークフローに簡単に統合することができます。

「これは完全なワークフロー・デシジョンツリーロジックで構築されています。つまり、ドキュメントを好きな方法で構造化できるのです。したがって、複数の文書を複数の人に送信する必要がある場合、そのすべてを行うことができるのです。」とシュルーダー氏は述べます。

SeraScriptは、CoC(証拠保全)、デジタル署名の統合、変更可能なワークフローとデシジョンツリー、出所の記録を備えた安全なアーカイブデータストレージなどの機能も備えています。

同社はVeridatと提携し、この提携によってプロセス全体をシームレスかつ効率的にBSVブロックチェーンに導入することに成功しました。

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決定的なブロックチェーンへのゲートウェイ

nChainのマーケティングディレクターであるドミニク・ダフィー氏と製品およびソリューション戦略ディレクターであるアンディ・ミー氏が登壇し、ブロックチェーンへの決定的なゲートウェイであるKenseiについて語りました。

Kenseiは、nChainが改ざん防止ストレージと計算能力を提供するデータインテグリティ・プラットフォームとして構築したものです。このプラットフォームには、顧客がBSVブロックチェーンに直接やり取りを行う必要性を排除するサービスが含まれており、デジタル台帳から安全に読み書きを行うためのシンプルで簡単な方法を提供しています。

ダフィー氏は、多くの産業でデータの整合性の問題がいかに蔓延しているかを示し、信頼性の低いデータを信頼することが多くの種類のビジネスに壊滅的な結果をもたらす可能性があることを指摘しました。Kenseiは、BSVブロックチェーンのセキュリティと不変の記録の機能としてデータの整合性を確保しながら、ブロックチェーンの直接のトランザクションを抽象化したアクセス可能なインターフェイスを企業に提供することでこの問題を解決します。

「現実世界の問題を解決し、データの一貫性の問題を解決するソリューションビルダーはKenseiの製品と結合でき、それ以外の複雑さをすべて目に見えなくしました。」とミー氏は説明しました。

BSVブロックチェーン上に構築されているため、Kenseiプラットフォームは完全に管理され、無限にスケーラブルでサーバーコストが必要ないだけでなくダウンタイムもありません。

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ブロックチェーントランザクション処理の未来をリードする – Kal Suurkask

TAALの最高顧客責任者であるKal Suurkask氏が続いて、ブロックチェーントランザクション処理の仕組みやTAALが今後のプロセスをどのように作り出しているかについて講演を行いました。

Suurkask氏は、BSVブロックチェーンの平均ブロックサイズの急速な拡大とネットワークのトランザクションスループットを着実に向上させている能力について話をしました。同氏は、TAALのようなトランザクション処理会社がネットワークの需要を満たすためにどう適応し、拡張する必要があるかを聴衆に伝えました。

また、トランザクション処理会社が提供するサービスと、BSVブロックチェーンの採用を改善しトランザクションプロセッサの収益源を拡大するために、これらサービスをどのように拡大していく必要があるかについても述べました。

BSVブロックチェーンが進化し続け、新しいテクノロジーとアプリケーションが展開されるにつれ、トランザクションプロセッサは顧客に新しいサービスを提供することができるようになります。

「我々はインフラストラクチャを構築しました。そして、我々には技術があります。今、私たちに必要なのはその効用および価値を手に入れることです。どうすればブロックチェーン上に構築してもらえるでしょうか?私たちは書き込み、閲覧し、分析し、トークン化します。」

Suurkask氏は、これら4つのタスクのそれぞれを利用し、データの整合性、分析、または他のサービスで使用できるトークン化プロトコルの作成に関連する可能性のあるさまざまなソリューションを企業に提供する方法について語りました。

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パネルディスカッション:ニュース報道がデジタル資産市場に与える影響

Bitcoin Associationの広報責任者であるAlexander Speirs氏が、ニュース報道がデジタル資産や「暗号通貨」市場に与える影響についてのパネルディスカッションの司会を務めました。

パネルには、メディアとブロックチェーン分野で経験豊富な次の専門家が登壇しました。

  • James Bowater – Crypto AMの創設者兼エディター・アット・ラージ、City AMの暗号通貨インサイダー
  • Jill Malandrino – Nasdaq、Host、Trade Talksのグローバルマーケットレポーター
  • Rachel Wolfson – レポーター(Cointelegraph)、執筆者、演説家、アナリスト

ディスカッションではまず、各講演者のブロックチェーン技術に関する知識と経験、そしてこのテーマを報道する際のアプローチ法が紹介されました。

パネリストらは、世界中でデジタル資産がどのように報道されているかについてディスカッションを行いました。そして、このような難しい分野で適した報道をするためには、よく調査し、より多くの調査記事を提供することが重要であると強調しました。

また、デジタル資産業界に関連する記事がジャーナリストによってどのように選択されているか、そしてより広い範囲をカバーするメディアがブロックチェーン関連のニュースを報道する際に従わなければならないプロセスについても議論が行われました。

Speirs氏は、各ストーリーから視聴者を生み出すための出版物の必要性を認識し、プラットフォームで見られたエンゲージメントやどのタイプのコンテンツが最も注目を集めているか、パネリストに語りました。

報道の焦点が一般的に投機的なトークンの価格設定に関連しているため、議論の中心はより広いメディア空間におけるジャーナリストの教育の必要性でした。またパネリストらは、BSVエコシステムがBSVブロックチェーンに関する一般的な知識とネットワーク上に構築されている真の価値をどのように向上させることができるかについても検討を行いました。

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

ビットコインとブロックチェーンにおけるエネルギー消費

次に、MNPパートナーのHassan “Hash” Qureshi氏とシニアコンサルタントのJoe MacCallum氏が、彼らが代表を務める監査法人ならびにBSVブロックチェーンに対して実施した調査とその結果を紹介しました。

MNPは、3つのブロックチェーンプロトコル(BTC、BCH、BSV)のエネルギー消費量を調査し、BSVが他のブロックチェーンと比較し特に規模が大きい場合の電力効率が著しく高いことを明らかにしました。

「BTCは他の2つのプロトコルに比べて、桁違いの量のエネルギーを消費しています。BTCは、トランザクションあたりのキロワット時とメガバイトあたりのキロワット時の両方で、時間の経過とともに消費量が増加しています。しかし、BSVの場合はまったく異なり、時間の経過とともに減少する傾向にあります。」とMacCallum氏は説明しています。

Qureshi氏は、BSVはトランザクションのスループットとブロックサイズの増加に応じて拡張するため、各ブロックにより多くのトランザクションを収めることができ、ブロックサイズに関係なく同レベルの難易度が必要になると述べています。つまり、BTCとは異なり、BSVのトランザクションあたりの効率は、ブロックサイズとネットワーク使用量に応じて拡張することを意味します。

「これはスループットについてで、ブロックサイズに関する話でもあります。BSVはより多くのトランザクションを平均的に処理するため、エネルギー効率が高くなるのです。」

MNPが実施したレポートの全容は、今後数ヶ月内に公開される予定です。

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

パネルディスカッション:環境に優しいビットコインの実現

MNPによるBSVのエネルギー消費量がBTCやBCHよりもはるかに効率的であるということを示したプレゼンテーションに引き続き、ブロックチェーン技術がどう環境に優しいものであるべきかについてのパネルディスカッションが行われました。

パネルはnChainのコミュニケーションおよび企業開発ディレクターが司会を務め、次の講演者が参加しました。

  • Lars Jorgensen – TAAL Distributed Information Technologies最高執行責任者
  • Dave Perrill – Compute North創設者兼最高経営責任者
  • Hassan (“Hash”) Qureshi – MNPパートナー
  • スティーブ・シャダーズ –nChain最高技術責任者、ビットコインSVインフラ  チームのテクニカルディレクター
  • Dhirendra Shukla博士 – Gray Wolf Analytics Inc.社長兼会長

パネルは、ビットコインのマイニングで発生する熱を他のニーズに再利用する方法についてはもちろんのこと、一般的な世界全体のグリーンエネルギーについて議論が開始されました。

また、従来のデータセンターとビットコインマイナーの違いが紹介され、これらが集中型データセンターよりも環境に優しい構成が可能であることが指摘されました。

「マイナーには、エネルギー業界全体を変えるチャンスがあります。なぜなら、マイニングオペレーションの本当にユニークな点は、大規模なデータセンターについて言えば、大きな電力源、大量の冷却装置、高速のインターネット接続という3つの要素が必要であることです。しかし、マイナーは高速インターネット接続を必要としません。」とシャダーズ氏は説明します。

つまり、ビットコインのマイナーは遠隔地に拠点を構えることができ、自然冷却や高濃度の太陽エネルギーなどの地理的要因を利用することで環境への影響を大幅に軽減することができるのです。

講演者たちは、ビットコインブロックチェーンとそのコンセンサスメカニズムにプルーフ・オブ・ワークが不可欠であることに同意すると同時に、BSVブロックチェーンの無制限のスケーリング能力と大きなブロックサイズによって、トランザクションごとに消費されるエネルギー量が少なくなることを教示しました。

さらに、BSVブロックチェーンがはるかに多くの機能を提供しながら、エネルギー効率において従来の決済ネットワークをより大きなスケールで追い越す可能性について議論が行われました。

セッションの全容はこちらからご覧いただけます。

 

基調講演 – ジョージ・ギルダー

George Gilder

エコノミスト、ベストセラー作家、投資家であり、そしてテクノロジー先見者であるジョージ・ギルダー氏の基調講演でCoinGeekニューヨークの2日目が締めくくられました。

ギルダー氏はまず、インターネットの未来、そしてBSVブロックチェーンを設立し深く関わっているイノベーターやテクニカルビジョナリーがどのようにこれをリードしていくのかについて語りました。

「サトシのブロックチェーンは単一の問題だけなく、あらゆる問題を解決できます。したがって、ある種の勢いと相互に作用するスパイラルパワーを獲得し、最終的に世界のシステム全体を支配し変えることができるのです。」とギルダー氏は述べています。

ギルダー氏は、インターネットセキュリティとグローバルマネーの「2つのスキャンダル」について言及し、フローティングマネーの問題点は、グローバル経済におけるより多くの通貨の創出と停滞によって通貨取引が世界経済に占める割合を拡大させていると説明しました。

ギルダー氏は、サトシのオリジナルのプロトコル上に構築されているBSVブロックチェーンとその革新的なプラットフォームはこれらの問題を解決し、グローバルマネーとデータの世界への影響を改善する準備ができているとしています。また、ブロックチェーンはトークンを保有しその価格を投機する場ではなく、トランザクションとその上に構築された真の価値を生み出すユーティリティに注目する場所であると付け加えました。

「サトシのブロックチェーンが他のすべてのブロックチェーンよりも優れているのは、すべての限界を打破したからです。自由に呼吸することを切望している大衆がいます。ブロックのサイズ、トランザクション数、人間の創造性の機会に制限がないサトシのビジョンの中では、彼らは自由に呼吸することができるのです。」とギルダー氏は言います。

「だからこそ、BSVがBTCよりも多くのトランザクションと処理を行っていることは非常に重要であり、とてもエキサイティングなことなのです。」

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