TAAL、ブレイクスルーとなるアップグレードでBSVに4GBのブロックを生み出す-マイナーが知っておくべきこと

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By Jamie McKane Published: 1月 25, 2022
TAAL

ブロックチェーンインフラ企業のTAALが、 BSVブロックチェーンマイニングオペレーションにアップグレードを行い 、最大4GBサイズのブロックをマイニングできるようになりました。この変更は同社およびBSVネットワークのトランザクション処理インフラのキャパシティを倍にするものとなります。

TAAL はカナダに拠点を置く上場企業で、トランザクションスループットとデータキャパシティーをスケーリングすることでBSV上でマイクロトランザクションエコノミーを構築しています。同社はすでにパブリックブロックチェーン上でマイニングされるブロックの最大サイズの記録を打ち破っており、対応ブロックサイズを2GBから4GBへと倍増させたことはマイナーとBSVネットワーク全体にとって大きな分水嶺となりました。

「4GBへのアップグレードは、BSVエコシステムのすべての人にとって有益なブレイクスルーとなります。TAALは、コミュニティを支えすべてのBSVトランザクションプロセッサーが益々大きなブロックをマイニングすることを支援します。」とTAALの最高運営責任者であるラーズ・ヨルゲンセン氏は述べています。

「これこそが、弊社がすべてのマイナーに即座にブロックサイズ上限を4GBまで引き上げることを推奨する理由です。ノードアップグレードの利点を完全に活かし、収入と顧客ベースを拡大できるでしょう。」

BSV blockchain はビットコイン本来のプロトコルに基づいており、無制限のスケーリングとスループットが可能な唯一の企業向けパブリックブロックチェーンとして設計されています。4GBのブロックのマイニングは、テラバイトサイズのブロックを実現し他のあらゆるブロックチェーンまたは従来のデータ処理プラットフォームが比することのないトランザクションスループットの実現に向けた、BSVロードマップにおける主要な通過点です。

ブロックサイズのアップグレードは、ネットワークキャパシティとライトノードサービスのユーザビリティを改善するいくつかの変更を実装した 最近のビットコインSVノードソフトウェアへの変更 のアップデートにより実現しました。BSVネットワークの最新の状況と相違しないよう、マイナーの方はシステムの若干の調整を行い、より大きなブロックサイズに対応できるようにしてください。

 

マイナー向けノードアップデートと変更

BSVブロックチェーンはたやすくスケーリングできるように設計されており、したがってマイナーは最大4GBのサイズのブロックの処理に対応するため単純なパラメータの調整が必要になります。1月24日より、BSVマイナーにはノードソフトウェアの設定をより大きなブロックに対応するようアップデートすることを推奨いたします。

公式書類は、 BitcoinSV.ioウェブサイトでお読みいただけます 。BSVブロックチェーンマイナーに不必要に競合ブロックを生成しないために、設定の変更と更新を慎重にご検討いただくように説明しています。

この変更は、ノードソフトウェアのビットコインコンフィグファイルの「excessiveblocksize」の値を4GB以上にすることによって行えます。4GBブロックがネットワークでマイニングされることがあり、「excessiveblocksize」の値を4GB未満にしているマイナーはこの値より大きい有効ブロックを拒否することになります。

最大スクリプトメモリ利用欄も同じくマイナーおよび非マイナーによる更新が必要で、より大きなブロックキャパシティを反映し、他のノードと考え得る競合を回避してください。

非マイナーの方も、「excessiveblocksize」が4GBより大きな値となるようにコンフィグ設定をお願いします。以下の推奨事項に沿って設定いただければ、コンフィグ設定への変更は必要ありません。

マイニングおよびリスニングノード向けの推奨の安全コンフィグ値(バイト)は、次のとおりです:

安全値最大ブロックサイズ最大スクリプトメモリ利用
マイナーexcessiveblocksize=4000000000maxstackmemoryusageconsensus=100000000
リスナーexcessiveblocksize=10000000000maxstackmemoryusageconsensus=200000000

「2GBまたは4GBのブロックをマイニングするために演算能力または消費電力が増えることはありません。」とヨルゲンセン氏は述べています。さらに、最大ブロックサイズに関する技術的制約は、BSVブロックチェーンのスループットキャパシティの拡大につれ前述のパラメータ調整により上げ続けることができます。

「ソフトウェアとパラメータの更新をし続け、TAALはこうしたスケーリングへの努力を担い続けます。弊社では、BSVのもたらす企業にとっての価値とユーティリティを信じ続けています。

4GBブロックに対応するためのこれらのノードソフトウェアへの変更の実装方法の詳細情報について、マイナー及びリスニングノードオペレータの方向けの BitcoinSV.ioウェブサイトの公式マイナー向け書類にてご確認いただけます

 

無制限のスケーリングと低いトランザクション手数料

BSVブロックチェーンは、その安定した成長を見せるトランザクションスループットが示すとおり無限のスケーリングができる唯一のパブリックブロックチェーンであり、その能力はこうした定期的な最大ブロックサイズの引き上げにより改善され続けています。ブロックが大きくなれば毎秒処理されるトランザクションも多くなり、したがってマイナーにはより多くのトランザクション手数料がもたらされることになります。

これはつまり、人為的なブロックサイズ制限のある他のブロックチェーンプロトコルとは異なり、BSVブロックチェーンは低いトランザクション手数料と処理時間を保ちながら、ネットワークの普及が高まるに連れマイナーにより多くの報酬をもたらすことを意味します。基盤となるプロトコルは安定しており信頼でき、こうしたタイプのパフォーマンス改善が最大ブロックサイズを上げるだけでスピーディかつ容易に実現できます。

ビットコインプロトコルの核となる設計がバージョン1.0のリリースで固定された中、現在のBSVの継続的改善サイクルの着目点は、高まる企業のニーズとアプリケーション開発の要求に対応するためのパフォーマンスとスケールとなっています。

「ブロックサイズの増加は、あらゆるアプリケーション開発者から企業組織が同一プロトコルと低コストでのオペレーションを維持しているという意味では脆弱となりますが、データ処理のスループットおよびトランザクション処理能力は劇的に増加します。」

この真にレイヤーワンと呼べるスケーラビリティはブロックチェーンエコシステム内では特徴的な特性となっており、スケーリング可能かつトランザクション手数料の低く安定した基板プロトコル持つ信頼できるプラットフォームを必要とするアプリケーションおよび企業を支えるにあたり、BSVブロックチェーンはパーフェクトな存在となっています。他の多くのブロックチェーンプロトコルとは異なり、BSVはあらゆる需要を満たすスケールを実現できる一方、手数料は低く押さえ、スマートコントラクトを実行する経済が可用的であり続けるようにしています。

「これは特に、システムの能力をその他の競合するプロトコルと比較した際に魅力となります。」とヨルゲンセン氏は説明します。

「ブロックチェーン上のビジネスオーナーとオペレーターはより早く、よりスピーディで、より良く、より大きなものを求めています。BSVブロックチェーンでのデータ処理のトランザクション手数料は低いままとなり、これらのオペレーターは納得のできる価格で付加価値サービスを消費者に提供し、かつオペレーターに健全な収益を確保できています。」

 

経済的インセンティブとユーザーインパクト

BSVブロックチェーンのセキュリティは、経済的インセンティブによって奨励されるマイナーに拠っていることから、この最大ブロックサイズの増加はこうしたインセンティブに影響するのかどうかを知ることは大切なことです。

BSVネットワークでの最大ブロックサイズの増加のたびに、ブロック報酬への依存度が小さくなっているためマイニングオペレーションにおける経済的インセンティブはより増しています。BSVネットワークはビットコイン本来のプロトコルに依拠しており、新たなブロックがマイニングされるたびにブロック報酬がもたらされます。この助成金は、新たな既定数のサトシをマイニングし、これがブロックマイナーの報酬となります。

しかし、新たにミントされる多くのサトシが約4年で半減するという事実が示しているとおり、この助成金はマイナーにとって主な報酬として設計されているわけでは決してありません。この設計は、トランザクションボリュームが増えるに連れ助成となるブロック報酬の「テーパリング」であり、実行的な結果をトランザクション手数料がマイナーにもたらされることが残りのブロック報酬より遥かに重きのあるものとなるのです。したがって、無限にスケーリングし続けることができるサステナブルで低コストのトランザクションネットワークが実現します。

ヨルゲンセン氏は、BSVネットワークでは、マイナーに提供されるトランザクション手数料が、2021年の8月の ブロック高 700606 時点ですでに上回っていることを指摘しています。

「ブロック報酬に加えトランザクション処理から得られる収益により、最も長期に渡る収益性のため、実装にあたってBSVこそマイナーが選ぶべきと信じています。」と同氏は話します。

「2021年にはこの例を見ることになりました。ブロックが多様なレベルのトランザクションを含むブロックがマイニングされていた頃です。しかし、トランザクション処理から得られた手数料収入はブロック報酬を上回ったのです。」

「ブロック報酬は4年毎に半減し続けていくので、設定を調整しmAPIをインストールし、このオープン、パブリック、グローバルブロックチェーン上でのこの新たなトランザクションエコノミーで競争していくことが全てのBSVマイナーにとっての最大の関心事となります。」

このマイナーとネットワーク経済に対するブロックサイズの増加の影響の先を見ると、BSVブロックチェーンの4GBブロックが持つBSVベースのアプリケーションユーザーにとっての意味とは何でしょうか。

その答えは、市場に出回る他のあらゆるパブリックブロックチェーンプロトコルより継続した安定性とより大きなスケールとなります。ユーザーにとって、ブロックサイズの増加は単に、スケーリングするためのBSVネットワークの能力を改善するバックエンドのテクノロジーの変化であり、さらにマイナーにとっては毎秒認証するトランザクションが増えることによる収益獲得です。

「BSVベースのアプリの消費者は、こうしたことのいずれも心配することはありません。テクノロジーの複雑さは抜きに、次々に登場する、すぐに使える優れたアプリを楽しめばいいのです。」とヨルゲンセン氏は説明します。

「こうしたデータスループットの増加は、ビジネスオーナーの運営コストを低く保つので、いかなる追加費用もユーザーに負担させる必要がないのです。」

BSVブロックチェーンはアプリケーションを使用するユーザーの背後で「配管」として機能するため、ユーザーはネットワーク上に構築されたアプリケーションとサービスのみに着目するだけでよく、さらにユーザーが信頼を置くことになる低いトランザクション手数料とスピーディな処理時間については確信を持ち続けることができるのです。