トークン化プラットフォームFabriik.comおよび金融サービス会社Fabriik Marketsの親会社であるベイジアングループは、Money Buttonの買収が完了したことを発表しました。Money Buttonは、ボタンをスワイプするだけで支払いを行ったり受け取ったりすることが可能な、業界をリードする非保管式のウォレットです。
Money Buttonは、そのユーザーが複数のアウトプット、ブロックチェーンデータ、スマートコントラクト、通貨換算、REST APIおよびOAuth APIにアクセスすることが可能であることから、現在利用可能なものとしては最も包括的なデジタル資産ウォレットソリューションです。
「ベイジアングループは多くの資産クラスのための流動性エコシステムを構築しており、Money Buttonはビットコインのための高度なウォレットです。ベイジアングループに加わることにより、Money Buttonは私たちが構築したウォレットを補完する多くの問題を解決する大企業の一員となります。当社がベイジアングループの問題を解決し、ベイジアングループは私たちのために多くの問題を解決してくれます。私たちはチームに参加し、ビットコイン上に未来の金融システムを構築できることを非常に嬉しく思います。」
Fabriik Smart Walletのエンジニアリング責任者であるライアン・X・チャールズ氏は上のように語りました。
ベイジアングループは、お客様のデジタル資産との間のやり取りはシンプルなものであるべきだと考えています。デジタル資産の世界は非常に複雑であるため、シンプルなユーザーインターフェイスを備えた高度なウォレットは、アクセシブルな金融の未来を約束するために不可欠な要素であると同社は考えています。
スマートコントラクト管理プラットフォームであるFabriik.comの開発期間中、Money Buttonの持つコア技術およびBSVブロックチェーンの分野における経験はFabriikのトークン化プラットフォームの機能セットを反復処理する能力を飛躍的に向上させました。双方のチームにとって、ひとつになることがより良いことであるというのは明白でした。
「Money Buttonには、彼らの技術フレームワークの上に構築された素晴らしいユーザーベースとビジネスネットワークがあります。 これはトークン化プラットフォーム対トークンプロトコルという私たちの持つ根本的な理念に合致しています。また私たちが目的に適したトークンプロトコルを活用できるプラットフォームを構築しているという事実にも完全に沿っています。私たちは成長して当社を補完する企業を獲得し続けていることから、常にMoney Buttonのようなテクノロジーリーダーを探し求めるでしょう。」
ベイジアングループのCEO、ロイ・ベルンハルト氏はそのように述べました。
ベイジアングループはフィンテックおよびデジタル資産投資市場で事業を行う企業の集合体です。Bayesian Labsはソフトウェア、市場調査および取引アルゴリズムを作成しています。そのようなテクノロジーと研究の上に構築されているのは、Fabriik Marketsが提供するマーケットメイキング、流動性供給およびOTCデスクなどの金融サービスです。Bayesian Fund(分離ポートフォリオ)は、独自のアルゴリズムを活用して機関投資家に巨大なリターンを提供する、アルファを生成するAIを活用したヘッジファンドです。